もったいない!~食品ロスを削減しよう~

最終更新日:2023年6月7日

 「食品ロス」とは、食材の買いすぎ、消費期限・賞味期限切れ、食べ残し、過剰除去(野菜の皮等)など、様々な理由により、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことです。

 日本における食品ロスは、年間約522万トン発生しており、この値は、国連世界食糧計画(WFP)による2020年の食料援助量(約420万トン)の1.2倍にもなります。 (農林水産省「令和4年6月発表資料」)

 また、新宿区内の家庭系食品ロス発生量は年間約4,390tと推計されます。
区民1人1日に換算すると「ロールパン1個分(約35g)」に相当します。
 
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家庭における食品ロスの内訳

●直接廃棄・・・消費期限切れ賞味期限切れによるもの
●食べ残し・・・食事として用意されていたが食べ残してしまったもの
●過剰除去・・・食べられる部分まで過剰に除去していること
            
                      (消費者庁「平成28年1月発表資料」)
 

みんなで食品ロス削減を!

家庭でできる食品ロス削減

●買い物時 [1]食品は必要なものをこまめに購入しましょう。
            [2]事前に冷蔵庫や収納庫を確認して、ムダな買い物を減らしましょう
            [3]利用予定に合わせて、手前に陳列されている商品から購入しましょう。
 
●調理時   [1]食べきれる量を調理しましょう。
            [2]野菜や果物の皮等は薄くむいて生ごみを減らしましょう。

●外食時     小盛りにしてもらうなど、食べきるようにしましょう。
 

事業者ができる食品ロス削減

●食品販売店   [1]ばら売りや量り売りを実施することで、販売量を調整でき、
                                            廃棄される食品を減らすことができます。
                [2]営業時間終了間近や、賞味期限間近の食品の値引き販売
                 お願いします。
 
 
●飲食店      [1]宴会の際は開始30分と終了10分は自席で料理を食べるよう
                 (30・10運動)にご案内してください。

                [2]利用者のニーズにより小盛りメニューの導入等、食べきれる
                 量の調整ができるようお願いします。

 

・「新宿区食品ロス削減協力店制度」について


本来食べられるものにもかかわらず廃棄されている食品(食品ロス)を削減する取組を行っている事業者を「食品ロス削減協力店」として登録し、その取組を紹介しています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
新宿区食品ロス削減協力店登録制度



 

フードドライブをご活用ください!

 フードドライブとは、各家庭で使い切れない手つかずの食品(未利用食品)を受け入れ、地域の福祉団体やフードバンクなどを通じて必要とする人々に提供する活動です。
 この取組を通じて、各ご家庭で常温で保存している食品の在庫と期限の確認の習慣づけを促し、自分で消費しきれない食品は早めにフードドライブに提供することで、食品ロスの削減を目指しています。



詳しくは、下記ページをご覧ください。
・フードドライブをご活用ください!!

フードシェアリング

フードシェアリングとは飲食店等で無駄になりそうな商品を消費者に上手く届けることなどで食品ロスの発生を減らす仕組みのことです。

新宿区は、令和2年10月20日にフードシェアリングサービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキングと「食品ロス削減の推進に関する連携協定」を締結しました

「TABETE」を利用することで、消費者・店舗・環境それぞれにメリットがあります。

消費者:食品を安く購入できる。
店    舗:廃棄コストを利益に変えることができる。
環    境:ごみの減量・環境負荷の軽減に繋がる。


新宿区では、フードシェアリングの普及・啓発を通して、区内の食品ロス削減を図っていきます。

フードシェアリングサービス「TABETE」の詳細は下記リンクをご覧ください。



フードシェアリングサービス「TABETE」(外部サイトへ移動)

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