新宿駅東南口高架下に新宿観光案内所がオープン
新宿の文化観光情報発信の拠点が誕生

今日10日、新宿区（区長：吉住健一）は、新宿駅東南口広場に隣接した一般国道20号（甲州街道）高架下に、区が開設する初の観光案内所となる「新宿観光案内所」をオープンした。運営は、一般社団法人新宿観光振興協会が担う。

国内外からの利用者が一日350万人を超える新宿駅という巨大ターミナル直近に立地し、大きなガラス壁面で見通しが良く開放感ある案内所では、地域イベントやグルメ・ショッピング・宿泊情報などの各種観光案内、マップやパンフレットの配布などでまちの多彩な魅力を紹介するほか、新宿フリーWi-FiやATM、外貨自動両替機など、旅行者にとって利便性の高いサービスを提供する。
窓口では、スタッフが日本語・英語での案内をするほか、タブレット端末による通訳サービスを利用して、英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・タイ語・ベトナム語・フィリピン語にも対応する。
また9日には、観光案内所に近接する高架下に、（株）ルミネが運営を行う、飲食もできるイベントスペースがオープンした。イベント開催を通じて賑わいの創出を図る。

今日の案内所開業式典では、吉住区長が「この案内所を拠点として、新宿を訪れる多くの方へまちの魅力を提供し、何度も訪れたくなる国際観光都市・新宿を目指します。」とあいさつし、まちの一層の賑わい創出、地域の活性化に期待を寄せた。その後、区長、新宿観光振興協会理事長、来賓者がテープカットを行って案内所が開業し、新宿の地場産業である染めのスカーフを身に着けたスタッフが案内を開始した。
また、今年新宿区と友好提携10周年を迎えた長野県・伊那市の固有種「タカトオコヒガンザクラ」が新宿駅東南口広場のリニューアルを記念して2本植樹され、伊那市長が出席した植樹記念式典も併せて実施した。