7月16日から「神田川親水テラス」を開放
のぞいてみよう!神田川の世界

最終更新日:2016年7月14日

写真:開放された親水テラスの様子
写真:両手で川に布をさらす染物工程「水元」の再現の様子
 新宿区(区長:吉住健一)は、7月16日(土)~8月14日(日)、普段は入ることができない神田川をより身近に体験してもらうため、高田馬場駅近くの「神田川親水テラス」を開放する。

 区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水と緑の骨格であるとともに、現在まで続く伝統産業・染色業の歴史と文化を伝える大切な水辺空間。河川整備や水質改善などの取り組みを続け、平成4年にはアユの遡上も確認されるほど水がきれいな川になった。今年6月に実施された生き物実態調査でも、アユやウキゴリ、オイカワなど水辺の生き物の生息が確認されている。

 区では、神田川と区民をつなぐ取り組みを続けており、神田川親水テラスの開放は今年で7回目となる。毎年、多くの親子連れや子どもたちが訪れ、川の水で涼をとるほか、水辺の生き物の泳ぐ姿を観察するなどしている。このほか、親水テラス近くの戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)に開設されている「神田川ふれあいコーナー」での展示や、夏休みに水質調査・生き物観察などの体験を通じて神田川の歴史・自然について学ぶことができる小学生対象の「神田川体験講座」も神田川と区民の触れ合いの場となっている。

 7月30日(土)には、「神田川 水べの染め体験」と題し、昭和30年代まで神田川で実際に行われていた、染め物の水洗いの工程「水元」を実演するほか、戸塚地域センターでは、染め物の展示や染色体験も実施する。

■「神田川親水テラス」の開放
 7月16日(土)~8月14日(日)午前10時~午後3時(予約不要。天候により中止あり)
 ※神田川親水テラス(高田馬場2-18-1、戸塚地域センターそば)を開放
 ※川の深さは約20cm。長靴か汚れてもよい靴を持参(はだしやビーチサンダルは不可)
■神田川 水べの染め体験
 7月30日(土) (予約不要。小雨実施)
 ・染色体験…午前10時30分から、午後1時から
 ・水元の実演…午前11時から、午後2時から
 ・染め物の展示…午前10時~午後3時
■神田川体験講座  ※会場/神田川ふれあいコーナー(高田馬場2-18-1、戸塚地域センター内)
 [1]7月26日(火)…水について調べよう   [2]27日(水)…川の生き物を調べよう
 [3]28日(木)…水草を調べよう       [4]29日(金)…川の歴史を調べよう
 ※いずれも午前10時~11時30分
 【申込み】往復はがきに講座名・住所・氏名・学年・電話番号を記入し、7月19日(必着)までにみどり公園課みどりの係(〒160-8484歌舞伎町1-4-1、本庁舎7階)へ。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 みどり土木部-みどり公園課
みどりの係 電話03‐5273‐3924

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