陸前高田市の復興を支援
地域ブランド米「たかたのゆめ」を高田馬場駅前で田植え

最終更新日:2016年5月13日

写真:あいさつする吉住区長
写真:説明する陸前高田市長
写真:田植えの様子
今日13日、高田馬場駅前ロータリーで、岩手県陸前高田市の地域ブランド米「たかたのゆめ」の苗を植えるイベント「“たかたのゆめ”をみんなで作ろう@高田馬場」が開催された(主催:陸前高田市、後援:新宿区ほか)。

「たかたのゆめ」は、東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市が、基幹産業である農業の復興のために、平成24年に誕生した地域ブランド米。
今回のイベントは、農業復興のシンボルを目指す「たかたのゆめ」の首都圏での認知度向上を図り、さらなる復興支援の後押しとなるように、陸前高田市と同じ“高田”の名を持つ高田馬場で開催された。

イベントの開催にあたり、吉住健一新宿区長は「新宿区も同じ時代を生きる仲間として、少しでも陸前高田市の復興の手伝いができればと思います。子どもたちには、田植えの体験を通じてお米の作られ方を学んでほしい」とあいさつした。

続いて、約90㎝×90㎝の簡易水田が12台設置された高田馬場駅ロータリーで田植えがスタート。戸羽太(とば ふとし)陸前高田市長が田植えのコツを説明し、地元の戸塚第二小学校5年生、約30名とともに、吉住区長、JR東日本の高田馬場駅長らが、簡易水田に1本1本、苗を植えた。
また今回のイベントを通じて、障害がある方もない方も誰もが住みやすいまちを目指す陸前高田市が掲げる「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」の認知度・理解度を深めようと、車椅子フェンシング選手の加納慎太郎さんも参加し、子どもたちと一緒に苗を植えた。

田植えに参加した戸塚第二小学校の児童たちは、「土がどろっとしておもしろかった」「お米を食べるのが楽しみ」と笑顔で話してくれた。
今日植えられた「たかたのゆめ」の苗は、秋の収穫を目指して、戸塚第二小学校、JR高田馬場駅のホームなどで栽培される。

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