新宿区平和都市宣言30周年記念 「平和のつどい」を開催
世代を超えて、国籍を超えて、歌いつぐ、語りつぐ平和への願い

最終更新日:2016年3月27日

画像:倍賞さんの語り
画像:ジェロさんのステージ
画像:会場の様子
新宿区(区長:吉住健一)は、今日27日、「新宿区平和都市宣言」の30周年記念イベント「平和のつどい」を新宿文化センター(新宿6-14-1)で開催した。

区はすべての国の核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現を願い、昭和61年3月15日の区成立記念日に「新宿区平和都市宣言」を実施。宣言の30周年を迎え、世代を超えて平和の大切さを共有するために開催した今日のイベントには、区内の各地域や企業・団体の方、家族連れなど約1,200名が参加した。

開会に先立ち吉住区長は、「新宿区平和都市宣言には、永遠の平和を次の世代に引き継ぐ責務が記されています。一人一人が他者への幸せを願うような社会を、この新宿から作っていければ」とあいさつ。
ステージには、早稲田少年少女合唱団、女優・倍賞千恵子さん、作曲家・小六禮次郎さん、演歌歌手・ジェロさんやアカペラグループ・INSPiなどが登場し、歌や語りなど平和への願いを込めた多彩なパフォーマンスが繰り広げられた。
幼少期に戦争を体験したという倍賞千恵子さんは、戦時中の様子を振り返りながら、「楽しいことや面白いことは平和につながる。自分のお芝居や歌で少しでもそれを伝えていきたい」と語り、倍賞さんの夫である小六禮次郎さんのピアノ演奏で「下町の太陽」「さくらのバラード」などを披露。力強く美しい歌声に、客席からは拍手と歓声が上がった。

会場の新宿文化センターでは、新宿区の戦争被害の様子や多様な国籍・世代の区民からの平和のメッセージなどをパネルや資料で紹介する「平和のパネル展」も実施。幅広い年齢の方が訪れ、戦争と平和への理解を深めていた。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総務部-総務課
総務係 電話03-5273-4189

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。