牛込第三中学校で「命の大切さを学ぶ教室」を開催

最終更新日:2012年11月30日

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今日30日、牛込第三中学校(市谷加賀町1-3-1、校長:中込友則)は、交通被害者の遺族の方を講師に招き、「命の大切さを学ぶ教室」を開催。1年生~3年生235名と地域の方や保護者46名が参加した。

これは、安全教育のため区立学校で開催しているセーフティ教室の一環。今回は交通事故被害をテーマに牛込警察署・警視庁犯罪被害者支援室と協力して企画した。

講師は、被害者支援都民センター自助グループメンバーの佐藤清志さん。佐藤さんの長女は、青信号で交差点を横断中、左折してきたダンプカーにひかれて亡くなった。佐藤さんは「子どもが被害を受ける交通事故は大人の責任。大人の考え方・行動で被害は減るはず」と、交通ルールを守っていても事故が起きる現状を改善するため、歩行者と車が別々に交差点に入る歩車分離式信号機の導入を訴えた。最後に「他人の笑顔を喜べる気持ちを持てば、よりよい社会になるのでは」と子どもたちに語り締めくくった。

中込校長は「痛ましいが貴重なお話だった。一人一人が車社会の危険性について考え、命の大切さを見つめ直すきっかけになれば」と話していた。

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