人と猫との調和のとれたまちづくり セミナーを開催
地域ねこ対策と動物愛護法改正の動き

新宿区（区長：中山弘子）は、12月1日（土）、戸塚地域センター（高田馬場2－18－1）で、人と猫との調和のとれたまちづくりセミナーを開催する。

区では、野良猫の増加を防ぐため、平成13年度から地域ねこ対策を進めている。これは、地域にお住まいの方や町会、ボランティアの皆さん、行政が一体となって、地域の「飼い主のいない猫」を適正に管理しながら共生していくことを目指すもの。野良猫の増加による被害の防止に、地域が主体となって取り組んでいる。
具体的には、野良猫がこれ以上増えないように、区の助成制度等を活用して去勢・不妊手術をした上で、餌やりやふん尿の清掃等のルールを作るとともに、地域の方の理解を得るために情報提供している。

今回のセミナーでは、こうした地域ねこの取り組みを紹介するほか、今年6月に一部改正された「動物の愛護及び管理に関する法律（動物愛護法）」の主な変更点等も解説する。参加を希望する方は当日直接、会場へ。

■人と猫との調和のとれたまちづくりセミナー
【日時】12月1日（土）午後1時30分～4時30分
【会場】戸塚地域センター（高田馬場2－18－1）
【講演】（1）改正動物愛護法と地域ねこ対策（岸秀蔵／環境省総務課動物愛護管理室指導企画係長）、（2）都における地域ねこ対策（栗原八千代／東京都環境保健衛生課動物管理係長）、（3）地域ねこ対策の現場から（区職員）、（4）ボランティアの立場から（工藤久美子／NPOねこだすけ）
【トークセッション】加藤由子／動物ライター・エッセイスト