「一流シェフに学ぶ料理教室」を開催
愛日小学校で食育授業

最終更新日:2012年11月27日

写真:食事風景
写真:きれいに盛り付け
写真:調理風景
今日27日、愛日小学校(北町26、校長:岡本由美)は、全日本司厨士協会城北地区本部の協力で「一流シェフ料理教室」を開催。6年生42名が参加した。

城北地区本部では、老人介護施設等での慰問食事会を開くなど、日ごろから料理を通して区民と交流を図っている。この料理教室は、子どもたちに正しい食生活や食品衛生の知識、手洗いの重要性を身に付けてもらうために開催するもので、今回で8回目となる。

まず屋上菜園で、自分たちが育てた大根、リーフレタスなどを収穫。大きく育った大根を掘り出すと、歓声が上がった。
収穫後は家庭科室に移動。城北地区本部長の鶴岡征夫さんが「シェフのアドバイスを受けながら、けがに気をつけて楽しく料理してください」とあいさつした。調理の前には、食の安全の基本となる「正しい手洗い」を確認。蛍光液が見える特殊な機械「手洗いチェッカー」を使い、蛍光液を汚れに見立てて子供たちに手洗いの大切さを指導した。
今日のメニューは「紫芋のクリームスープ」「牛フィレ肉のソテー」「野菜サラダ」「デザート」の4品。子どもたちは慣れない手付きながら、スープ作りから料理を盛り付けて食卓を整えるまでやり遂げた。

食事が始まると、「こんなにおいしいスープが作れるなんて」「取れたての大根は味が全然違う」などの声が上がった。児童の一人は「プロに教わりとても勉強になりました。特にきれいな盛り付け方については、今後活かしていきたいです」と話してくれた。
岡本校長は「子どもたちが活き活きしているのがとても良かった。各班ごとにプロの先生に学べて、子どもにとっても貴重な体験になったのでは」と話していた。

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