新宿モア4番街でオープンカフェ開設式典を開催
全国初の道路を活用したオープンカフェ

新宿区（区長:中山弘子）と新宿駅前商店街振興組合（理事長:蛭川和勇）は、新宿モア4番街（新宿3丁目）に全国で初めての「道路を活用したオープンカフェ」を開設。今日15日、開設式典を開催した。

新宿駅東口の玄関口にある新宿モア4番街は、新宿通りと靖国通りの間のケヤキ並木が広がる石畳の区道。この通りはかつて、違法駐車や放置自転車、不法投棄されたごみ等があふれ、街のにぎわいを失っていた。
道路環境の改善と、街のにぎわいの創出を目指して、社会実験として、平成17年10月から24年7月まで新宿モア4番街にオープンカフェを開設。放置自転車等があふれていた通りは、パラソルやテーブル、椅子を並べた喫茶スペースを設置することで、新宿を訪れる買い物客等の憩いの場に生まれ変わった。

昨年10月に都市再生特別措置法等が改正され、「街のにぎわい創出」を目的とした道路上への食事施設の設置が可能となったことから、これを活用し、今回、全国で初めての道路上の常設カフェとして本格的にスタートした。

今日の式典には、来賓、商店街振興組合の関係者、地域の皆さんが出席。中山区長は「新宿モア街に賑わいと活気を生み出す新たな快適空間が誕生しました。今後も安全・安心な「歩きたくなるまち新宿」の実現を目指します」とあいさつ。関係者と共にテープカットをして完成を祝った。
式典後には、出席者がオープンカフェを体験。買い物途中にモア4番街を訪れた女性は「一休みするのにちょうどいい場所ですね。歩道には花や緑があって、並木道もとても気持ちがいいです」と話してくれた。

■オープンカフェ実施時間
・4月～9月…… 月～土曜日午後3時～9時30分／日曜・祝日正午～午後6時
・10月～3月…　月～土曜日午後3時～7時30分／日曜・祝日正午～午後5時
※店舗は毎日正午から営業