榎町地区27町会で防災一斉訓練を実施
「防災黄色旗」を使った安否確認訓練

最終更新日:2012年11月11日

写真:徒歩班通信訓練
写真:被害状況ボードに書き込む職員
写真:防災黄色旗
今日11日、新宿区(区長:中山弘子)は、榎町地区町会連合会(会長:中村廣子)と共催で「管内27町会 防災一斉訓練」を榎町特別出張所と7つの避難所(鶴巻小学校・江戸川小学校・早稲田小学校・牛込仲之小学校・牛込第二中学校・都立新宿山吹高等学校・私立成城高等学校)で実施した。

榎町地区町会連合会では、町会会員に「防災黄色旗」を配布しており、地震などの災害が発生したときに、家の中の人が無事であれば「無事」と記載してある「防災黄色旗」を玄関先に掲示することになっている。災害時に町会役員や防災部員が巡回し、旗で町会員各戸の安否確認をし、旗の掲示のない家は訪問して確認することとしている。

今日は、午前10時に東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生したと想定。訓練のため、あらかじめ旗を掲示するように指示のあった町会員は、旗を玄関先等に掲示。町会役員は各避難所を模擬開設し、その後、町内を巡回して安否確認訓練を行った。その後、各避難所を出発した自転車班、徒歩班が榎町特別出張所に開設された地域本部に、想定被害状況や安否確認状況を伝達。地域本部では、各避難所から持ち寄られた情報を防災ボードに集約した。また、無線通信での情報共有訓練も行った。
 
訓練に参加した男性は、「防災黄色旗など、地域独自の取り組みが地域の防災力向上につながれば」と話してくれた。

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