9月9日 歌舞伎町に歌舞伎がやってくる
歌舞伎町ルネッサンス　岐阜県地歌舞伎座初御目見得

歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちに再生する取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」の一環として、9月9日（日）、岐阜県の地歌舞伎座が新宿・歌舞伎町で1日限りの特別公演を開催する。

歌舞伎町の町名は、戦後の復興を進める中で、文化芸術振興をまちの発展につなげようと歌舞伎座の建設計画が持ち上がったことに由来する。計画は実現しなかったが、65年の時を超えて、新しい観光名物として「岐阜の宝もの」に認定された地歌舞伎が、歌舞伎町で上演されることになった。

地歌舞伎は、地元の役者が演じる地域に根付いた歌舞伎のこと。岐阜県は地歌舞伎が盛んで、神奈川県、兵庫県と並ぶ「日本三大地歌舞伎」の一つとされる。今回は「青砥稿花紅彩画（あおとぞうしはなのにしきえ）」「岐阜自慢五人男」を上演するほか、歌舞伎役者の化粧から着付けまでのデモンストレーション、役者との撮影会などを実施。岐阜県の特産品や県認定商品「飛騨・美濃すぐれもの」なども紹介・販売する。

■岐阜県地歌舞伎座公演（小雨実施・入場無料）
【日時】9月9日（日）午前11時～午後6時（ステージイベントは午前11時20分～午後5時30分）
【会場】歌舞伎町シネシティ広場（歌舞伎町1－19先、旧新宿コマ劇場前）
【内容】★ステージイベント（午前11時20分からオープニングセレモニー）地歌舞伎上演（正午から・午後2時45分から・4時15分からの3回）、地歌舞伎役者のできるまでデモンストレーション（午後1時30分から）、岐阜県の観光PR
★テント出展（岐阜県の観光・特産品PR、地歌舞伎PR）
【主催】岐阜県
【共催】歌舞伎町タウン・マネージメント
【後援】新宿区、歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町二丁目町会
※歌舞伎の鑑賞は予約不要ですが、座席には限りがあります。先着順。