新宿クリエイターズ・フェスタ2012 学生アート・コンペティション
まちを彩る学生の力作が登場 豪華映像セミナーも開催

最終更新日:2012年8月27日

写真:高層ビル街の作品展示
写真:新宿モア4番街の作品展示
写真:高層ビル街での作品展示
写真:映像セミナー
8月24日に開幕した「新宿クリエイターズ・フェスタ2012」。
地元の商店街振興組合や企業とともに新宿区(区長:中山弘子)が主催するこのフェスタは、新宿駅周辺全域を舞台に、草間彌生さん、河口洋一郎さんら著名な芸術家による特別展示をはじめとしたさまざまな企画を展開し、9月2日までの10日間、アートを通して新宿のまちに新たなにぎわいと活力を発信している。

昨年の「学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011」に続き、今年も美術・建築・映像などの分野を専攻する学生が制作したアート作品を審査・表彰する「学生アート・コンペティション」を実施。「空間デザイン部門」「デジタル映像部門」の2部門で個性豊かな学生の力作が競演し、独創的なアートの世界が新宿のまちを彩っている。

空間デザイン部門のテーマは「Re-Design~都市の発芽装置」。20の大学と専門学校からオブジェやモニュメントなど31の空間造形作品が出展され、フェスタ期間中、新宿西口の高層ビル街と東口の新宿モア4番街に展示している。
デジタル映像部門は「新たなデジタル映像表現への挑戦」をテーマに、アニメーションやCG(コンピューターグラフィックス)等の映像作品が登場。国内外の16の大学と専門学校から130を超える作品が出展され、1次審査を通過した80作品は新宿駅周辺の劇場・ホール等で上映している。
学生の作品は建築や映像に携わる専門家等によって芸術性や技術力が審査され、優秀作品を決定。9月2日に表彰式を実施する。

また、デジタル映像部門を上映する各会場では、日本のコンテンツ産業を支えるトップクリエイター等を講師に迎える特別セミナーや、ドキュメンタリー映画「≒草間彌生~わたし大好き~」上映会も開催中。
今日27日は、株式会社ROBOT映画部部長で映画「海猿」プロデューサーの安藤親広さんが「映画プロデューサー概論!」と題したセミナーを紀伊國屋ホール(新宿3-17-7)で開催。映画の企画やキャスティング、撮影現場でのエピソードなど、大ヒット映画ができるまでの裏側を披露した。映画好きな方や映像業界を目指す学生など120名を超える方が来場し、「映画が当たる要素は?」「大衆が映画に求めることはどう変わった?」など、具体的な質問が次々と飛び出していた。
今後も、動画サービスniconico(ニコニコ動画等)を運営する株式会社ニワンゴ代表取締役社長の杉本誠司さんなどの豪華な講師を迎え、映像ファン必見のセミナーが繰り広げられる。

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新宿クリエイターズ・フェスタ2012実行委員会事務局(新宿区特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220