新宿クリエイターズ・フェスタ2012 アートと過ごす夏時間 開催中
新宿のまちがワクワクする巨大なアート空間に

最終更新日:2012年8月24日

写真:草間彌生さんのカボチャのバルーン
写真:河口洋一郎さんの進化型宇宙生物
写真:巨大な動物のオブジェ
写真:巨大なバルーン
今日24日、新宿駅周辺全域を舞台に、アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2012」が開幕した。地元の商店街振興組合や企業とともに新宿区(区長:中山弘子)が主催し、9月2日(日)までの10日間、新宿からアートを発信する。

新宿駅西口の高層ビル街や東口のモア4番街、歌舞伎町など、新宿のまちには独創的なアート作品が続々と登場。アート好きな方をはじめ、会社員や学生、国内外の観光客など、各会場は大勢の来場者で大盛況。多くの人が行き交い、集い、にぎわうまち新宿で「アートと過ごす夏時間」を満喫した。

フェスタの目玉となるのが、著名な芸術家による特別企画。
新宿NSビル(西新宿2-4-1)では、日本を代表する前衛芸術家で新宿区名誉区民の草間彌生さんの特別展を開催。草間さんの代表的なモチーフである水玉のカボチャのバルーンや高さ約5mの巨大なのぼりが、圧倒的な存在感で登場した。
CGアートの第一人者として世界的に活躍する東京大学教授・河口洋一郎さんの特別展では、河口さんが手掛ける進化型宇宙生物の立体造形作品が集結。HAL東京コクーンタワー(西新宿1-7-3)、新宿野村ビル(西新宿1-26-2)、新宿区役所本庁舎・第1分庁舎(歌舞伎町1-4-1)に、独創的な「河口ワールド」が広がった。
西口高層ビル街には、気鋭のアーティストが制作したパブリックアート作品を展示。アートによる地域づくりに広く取り組む北川フラムさんの監修で、迫力満点の動物の巨大なオブジェなどが登場した。

今日は、新宿住友ホール(西新宿2-6-1)で開会式を開催。中山区長は、「さまざまな文化・芸術・芸能を育んできたまち新宿で、新たなにぎわいと活力を生み出していきたい」とあいさつした。また、草間さん、北川さんからのメッセージが紹介されたほか、河口さんによる特別企画としてCGアートと日本舞踊のパフォーマンスが繰り広げられ、イベントが華やかに幕を開けた。

フェスタでは、日本のコンテンツ産業を支える世界に誇るトップクリエイター等を講師に迎える豪華特別セミナー、美術・建築・映像等を専攻する学生の作品を審査・表彰する「学生アート・コンペティション」、工作やお絵描きなど夏休みの思い出作りにぴったりの「こどもアートプログラム」、新宿西口の「思い出横丁街並み絵巻プロジェクト」、学生が運営する「学生万博」など多彩な企画が盛りだくさん。新宿のまちがワクワクする巨大なアート空間に生まれ変わる。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2012実行委員会事務局(新宿区特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220