社会を明るくする運動広報パレードに陸前高田の七夕の山車が登場
区立大久保公園で被災地支援イベントも開催

最終更新日:2012年7月1日

写真:「社会を明るくする運動」広報パレード
写真:パレードに参加した中山区長と鉄腕アトム
写真:パレードに参加した陸前高田の「うごく七夕」の山車
写真:区立大久保公園の被災地支援イベントに登場した陸前高田の「うごく七夕」の山車
今日1日、「社会を明るくする運動」を広くアピールする広報パレードが、新宿通りで実施された。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止と罪を犯した方の立ち直りへの理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動。広報パレードは、「社会を明るくする運動」新宿区推進委員会(委員長:中山弘子新宿区長)が7月・8月の運動の強調月間に広報活動の一環として毎年実施している。

午前11時に新宿3丁目交差点をスタートしたパレードは「社会を明るくする運動」の横断幕を先頭に、交通少年団・小学校の鼓笛隊・保護司会等の関係団体などが続いた。新宿未来特使の鉄腕アトムもかけつけ、新宿のまちを訪れた方に運動をアピールした。

今年は、岩手県陸前高田市の伝統行事「うごく七夕」の山車がパレードに特別参加。被災地に向けて新宿から元気を発信するとともに、被災地との絆を深める思いを込め、勇ましい掛け声と軽快なお囃子で会場を沸かせた。
「うごく七夕」の山車は、熊本県のNPO団体から陸前高田市に贈呈されるもの。陸前高田市は大津波で甚大な被害を受け、12台あった山車の大半が流されるなどした。昨年8月、わずかに残った山車が市内を練り歩き、伝統の夏祭りはなんとか守られたが、「被災地を少しでも勇気づけようと熊本から贈る山車を東京で披露したい」との思いに応え、新宿で山車が披露されることとなった。

パレード終了後、山車は被災地支援イベントが開催されている区立大久保公園にも登場。会場では、岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市などの物産販売のほか、岩手「さんさ踊り」も披露された。
会場を訪れていた女性は、「迫力ある七夕の山車に心が温まりました。東北の野菜を買うことで少しでも被災地を応援できれば」と話してくれた。

本ページに関するお問い合わせ

広報パレードについて…子ども家庭課活動支援係 電話03-5273-4261
被災地支援イベントについて…特命プロジェクト推進課 電話03-5273-4220
                    歌舞伎町タウン・マネージメント 電話03-3207-4516