新宿歴史博物館所蔵資料展「用の美~提重と携行品」
幕末から明治・大正を彩った弁当箱の美と技

最終更新日:2012年6月14日

黄石公張良金蒔絵提重(こうせきこうちょうりょうきんまきえさげじゅう)黄石公張良金蒔絵提重
一人用の弁当箱と酒入れ一人用の弁当箱と酒入れ
新宿歴史博物館(三栄町22)では、6月16日(土)から、所蔵資料展「用(よう)の美~提重(さげじゅう)と携行品」を開催する。

今回の展示は、江戸の大名や豪商の物見遊山を彩った、豪華で芸術性の高い弁当箱、下級武士が毎日使った腰弁当、江戸っ子が好んだ洒落のきいた弁当箱、旅人が携行した実用的な小物など、様々な場面で使われた弁当箱の美と技を紹介するもの。

また、6月30日(土)には、関連文化講演会「武士の弁当 庶民のごはん~食からのぞく江戸人の文化事情」を開催。落語「長屋の花見」などを題材に、地産の食材を無駄なく使い切る節約メニューを考案したり様々な料理本が出版されるなど、合理的で豊かな食生活を楽しんだ江戸の人々の暮らしぶりと食文化を紹介する。

■所蔵資料展「用の美~提重と携行品」
【日時】6月16日(土)~8月19日(日)午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで。6月25日、7月9日・23日、8月13日の月曜日は休館)
【会場】新宿歴史博物館地下1階企画展示室(三栄町22)
【観覧料】無料

■関連文化講演会
「武士の弁当 庶民のごはん~食からのぞく江戸人の文化事情」
【日時】6月30日(土)午前10時30分~午後0時30分
【会場】新宿歴史博物館2階講堂(三栄町22)
【講師】江原絢子・東京家政学院大学名誉教授
【受講料】500円
【申込み】往復はがきかファックス(03-3359-5036)に講演会名・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・同伴者がいる方は同伴者の氏名を記入し、6月21日(必着)までに新宿歴史博物館(〒160-0008三栄町22)へ。先着60名。

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新宿歴史博物館
電話03-3359-2131