大久保小学校で大久保つつじのお花見会

最終更新日:2012年4月27日

写真:色鮮やかな花を見学
写真:大切に育ててきたつつじ
写真:活動内容を発表
4月27日、大久保小学校(大久保1-1-21、校長:冨井正嗣)で、大久保つつじのお花見会を実施した。

同校では、平成20年度から、「総合的な学習の時間」を活用し、大久保つつじに関する調査活動を実施している。
調査の中で、大久保地域が江戸時代後期~明治時代に大久保つつじの名所であったこと、宅地化の進展や戦災などの影響で姿を消してしまったことを知った子どもたちは、「消えたつつじをもう一度大久保の地に」と願い、大久保つつじを復活させる取り組みを進めてきた。
21年11月には、群馬県館林市のつつじが丘公園に移植されていた大久保つつじ6本が同校に寄贈され、6年生を中心に大切に育ててきた。

お花見会当日はあいにくの雨だったが、大久保つつじの復活に取り組んでいる大久保地区協議会の皆さんも来校し、順調に成長して色鮮やかな花を咲かせた6本のつつじを子どもたちと一緒に楽しんだ。
お花見会では、つつじを育てている6年生が、これまでに取り組んできた活動内容を報告したほか、大久保つつじについて調べたことを発表。また、協議会の方から、「病気のもとになる虫やカビに気を付けて大事に育ててください」などと、つつじの育て方についてアドバイスがあった。

同校では、引き続き、大久保つつじを地域に広める活動を続けていく。5月1日には、6年生38名が館林市のつつじが丘公園を訪ね、大久保つつじをはじめ、さまざまな種類のつつじを見学しながら、現地の皆さんと交流した。

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