第7回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会を開催
公民が連携して歌舞伎町のまちづくりを推進

最終更新日:2012年3月19日

写真:力強くあいさつする中山区長
写真:協議会の様子
今日19日、新宿区(区長:中山弘子)は、歌舞伎町の再生に向けて「安全・安心と環境美化」「賑わいづくりと新たな文化の創造・発信」「健全で魅力あふれるまちづくり」の3つの分野について総合的に議論する「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」を東京都健康プラザハイジア(歌舞伎町2‐44‐1)で開催し、約70名が出席した。

この協議会は、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちに再生することを目指し、平成17年1月に発足。中山区長が会長を務め、初代内閣安全保障室長の佐々淳行さん、作家の堺屋太一さんをはじめとする有識者、地元の商店街や企業、警察・消防等の関係行政機関などで構成している。

7回目となる今日の協議会では、旧新宿コマ劇場・新宿東宝会館跡地の開発構想を受けて策定を進めている「歌舞伎町街並みデザインガイドライン」について幅広く議論するとともに、平成22年度~23年度の歌舞伎町ルネッサンスの取り組みを報告した。

初めに「歌舞伎町街並みデザインガイドライン」では、策定委員会委員長の後藤春彦・早稲田大学教授が、「賑わいのあるまちづくりには水や光、屋外広告物が有効」と説明。他の委員からは、「シネシティ広場を囲む4つのビルの壁面も、賑わいの演出として活用してはどうか」「歌舞伎町のブランドを守るため、行政・事業者が共通の理解の上でガイドラインを策定すべき」という意見が出される等、活発な議論が繰り広げられた。

続いて、平成22年度~23年度の歌舞伎町ルネッサンスの取り組みが報告され、区立大久保公園の整備や新宿西口ウォールギャラリーの設置などの、これまでの粘り強い活動が着実に成果を挙げていることが評価された。

最後に中山区長は、「委員の皆様の意見をしっかりと受け止めて、引き続き連携しながら、歌舞伎町のまちづくりを進めていきたい」と述べて、協議会を締めくくった。

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