女性の健康フォーラムを開催
笑う門には健康

最終更新日:2012年3月3日

写真:健康落語
写真:リハビリメイク講座
写真:会場全体の様子
3月1日~8日は「女性の健康週間」。今日3日、新宿区(区長:中山弘子)は、女性の健康フォーラム「いつまでも健やかに輝いて」を戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)で開催した。

21年度から実施している女性の健康フォーラムは、女性がいつまでも元気でいきいきと生活するために、自分の「こころとからだ」に関心を持ち、主体的に健康づくりに取り組んでいただけるようにと企画したもの。

3回目となる今年は、医師免許を持つ落語家の立川らく朝さんが、笑いとともに健康情報を提供する「健康落語」を披露。
近年、日本人に増加している大腸がんについても触れ、「食事の欧米化も原因の一つ。洋食は、がん予防にもなる食物繊維が不足しがち。繊維がなくなると『センイ喪失』になりますよ」と笑いを交えながら、食生活の重要性を訴えた。そして、「体に一番いいものは『笑うこと』。ストレスをためないためにも、大いに笑ってください」と呼び掛けた。

ほかにも、元気を引き出すリハビリメイク講座や、乳がん触診モデルを用いた自己検診の指導、保健師・栄養士による健康相談などを実施。
メイク講座は、「(有)かづきれいこ」のスタッフが担当し、来場者との対話を大切にしながらメイクを進めていった。体験した女性は、「最初は恥ずかしかったけど、楽しくきれいにしてもらえて元気になれました」と話してくれた。

また、来場者には、新宿区オリジナルの「女性のための健康手帳」をプレゼント。これは、基礎体温や月経周期、健診・がん検診等の記録を記入できる健康手帳で、女性特有の病気やからだの変化を正しく知っていただけるようにと区が作成したもの。新宿区保健所・保健センターでも配布している。

新宿区では、女性が世代に応じた適切な健康づくりを実践できるよう、女性の健康専門相談の実施や、がん検診受診率の向上等に引き続き取り組み、「女性の健康づくり」を支援していく。

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新宿区 健康部-健康政策課
健康事業係 電話03-5273-3047