新宿シティハーフマラソンを開催
新宿を駆け抜け 被災地に元気を

最終更新日:2012年1月15日

写真:銀杏並木の折り返し地点
写真:スタートの様子
写真:新宿御苑トンネルを駆け抜ける
写真:沿道の声援にハイタッチ
今日15日、第10回NEW新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソンが、国立霞ヶ丘競技場(霞ヶ丘町10-2)をスタート・ゴールに開催された。主催は新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン実行委員会(新宿区・区教育委員会・新宿未来創造財団・区陸上競技協会ほか)。

大会は、神宮外苑や甲州街道の御苑トンネルなど「記憶に残るコース」が人気となり、陸上競技専門誌による「全国ランニング大会100選」に選ばれるなど全国的にも注目されている。日本陸連公認のハーフマラソンの部(4,500名)、10kmの部(2,500名)は、募集開始の翌日に定員に達するほどの人気で、小・中学生、70歳以上や障害のある方、親子で参加する区民健康マラソンを合わせて約1万2,000名のランナーが、全国各地からエントリーした。
今回は東日本大震災からの復興支援のため、ハーフマラソンの部、10 kmの部の参加費を例年より500円増額。これを活用して岩手県・宮城県・福島県からランナー80名を招待したほか、被災地の物産も販売した。

開会にあたり、中山弘子・新宿区長は、「誰もが無理なく地域にさまざまな形でかかわり、支え・支えられる仕組みづくりに取り組んでいる新宿区にとって、多くの地域・団体の皆さんに支えられ、着実に成長してきた本大会は、取り組みの実現の場のひとつ。大いに楽しんでください」とあいさつした。
今回は第10回大会ということでスペシャルゲストとして多くのオリンピックランナーが応援に駆けつけた。メキシコオリンピック銀メダリストの君原健二さんやシドニーオリンピック銀・アトランタオリンピック銅メダリストのエリック・ワイナイナさんをはじめ、川嶋伸次さん・宮原美佐子さんが会場を盛り上げた。

午前9時、ハーフマラソンの部がスタート。約5,000人のランナーたちが国立競技場を出発した。名物の御苑トンネルや、新宿通り・明治通りなどを軽快に駆け抜け、沿道からの声援に笑顔やハイタッチで応えるなど新宿のコースを満喫した。

続いて、10kmの部と区民健康マラソンの各部(ひよこ・スペシャルラン・3km・2km)がスタート。70歳以上の方・小学生・障害のある方が300mを走るスペシャルランでは、東京ヤクルトスワローズや東京ヴェルディのキャラクターたちも応援参加。子どもたちと一緒にトラックを走り、会場から大きな拍手が送られていた。

国立霞ヶ丘競技場に隣接する都立明治公園では、大会をさらに盛り上げるイベントを開催。「新宿人onステージ」でのジャズ・ロック・ポップス・ゴスペル・ダンスなどのさまざまなライブパフォーマンスのほか、国際色豊かな模擬店・足湯コーナーなどが並び、走り終わったランナーをはじめ、応援にきた家族・友人などでにぎわっていた。

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新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン実行委員会事務局
(新宿未来創造財団内) 電話03-3232-5121