出陣式での区長挨拶

最終更新日:2011年3月18日

3月11日金曜日、午後2時46分に日本の観測史上最大のマグニチュード9.0の大地震が発生しました。そして、大地震とそれに伴う未曽有の大津波で多くの皆様が亡くなられるとともに、現在も多くの方が行方不明の状況が続いています。また、被災された皆様は、冬のような寒さが続くなか、本当に厳しい避難生活を送られています。
東北関東大震災から1週間が過ぎましたが、災害の全容は未だ明らかになっていないところです。
さらに、今回の大地震と大津波により、福島第一原子力発電所が大きな被害を受け、重大な事態が続いています。

まもなく、大震災が発生した2時46分になります。ここで、今回の未曽有の大地震及び大津波で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りし、黙とうを捧げたいと思います。


黙とう


ありがとうございました。

新宿区として、被災地の皆様と心を一つにして、できる限りの支援をしてまいりたいと考えています。本日、その第一弾として、福島県二本松市へ支援物資をお送りします。二本松市は、壊滅的な被害こと免れたものの多くの市民の皆様が避難生活を送られています。また、福島県浪江町から町民の約4割8,260人の皆様を受け入れているところです。
そして、二本松市は、新宿区の名誉区民であられた大山忠作先生の郷里でもあります。今回の支援物資が、少しでも被災に遭われた皆様のお役に立ち、復興へ向けた第一歩を踏み出すことにつながればと願っています。