大雪時における建築物の被害防止について

最終更新日:2015年1月27日

概要

 平成26年2月の関東甲信地方の大雪により、体育館等の屋根の崩落やカーポートの倒壊などの建築物の被害が発生しました。
 建築物の所有者・管理者等の皆様は、建築物の点検・補修を行い降雪に備えてください。

大雪後の降雨に注意

 屋根などに雪が積もった後に降雨すると雪が雨を含み重みが増し、屋根に大きな負担がかかります。 
 新宿区では、30cmの積雪量に耐えられるように設計されていることが一般的のため、積雪が30cm以上となった場合は、注意が必要です。
 また、老朽化した建築物や簡易な建築物などは、30cm以下の積雪でも屋根などが倒壊する恐れがあるため、大雪の際は注意してください。

特に注意が必要な建築物

  ・緩傾斜の鉄骨造屋根の建築物
  ・膜屋根の建築物
  ・カーポート
  ・アーケード
  ・老朽化した木造住宅  など

建築物の所有者・管理者等の皆様へ

 建築物について点検や補修等を行い降雪に備えるようにお願いいたします。

区民の皆様へ

 大雪等の際は、カーポート等の簡易の建築物や老朽化した建築物に近寄らないよう注意してください。

【参考】

気象庁による注意喚起について
 一定以上の降雪及び降雨が予測される場合に、気象庁より注意喚起を行います。

  気象庁ホームページ http://www.jma.go.jp/jma/index.html

国土交通省(技術的助言)
 ・大雪時における建築物の被害防止のための注意喚起について(技術的助言)
 ・建築物の雪害対策について報告書 (概要)http://www.mlit.go.jp/common/001059529.pdf
 ・建築物の雪害対策について報告書 (本文)http://www.mlit.go.jp/common/001057399.pdf
 ・建築物の雪害対策について報告書 (図表)http://www.mlit.go.jp/common/001057400.pdf

新宿区における垂直積雪量
 新宿区建築基準法施工細則第45条の2

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