(音声読み上げ用)ユニバーサルデザインまちづくりガイドライン 4-[3]

最終更新日:2011年9月13日

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5 総合的なユニバーサルデザインの推進に向けて

●90ページです

 新宿区全体のユニバーサルデザインを推進するためには、まちづくりにとどまらず、行政によるサービス、情報のわかりやすさなど、多様な視点からの取組が必要です。
 これらの中には、多様な主体の協働により取り組むべき課題も多くあります。そこで、つかいてである利用者、居住者や、つくりてである設計者、事業者、道路・公園・建築物等の管理者、および、行政、NPO、有識者などからなる組織を設置し、総合的なユニバーサルデザインの推進について検討することが必要です。
 そのため、区全体のユニバーサルデザインの推進に向けた(仮称)ユニバーサルデザイン推進会議の設置など、組織体制の検討を行います。そして、その下の組織として、まちづくり分野を担当する(仮称)ユニバーサルデザインまちづくり推進部会を設置するなど、本ガイドラインの普及と活用・見直しを行うために必要な措置を講じていきます。その他の分野に関しては、必要に応じて、個別の分野の検討を行うための部会を設置することが必要です。また、行政においては、関係する部署間での横断的な連携や調整を図る必要があり、庁内推進会議等の設置を検討します。
 このような体制で、ハードとソフトが一体となった取組を推進することにより、新宿区に暮らし、また、訪れる、さまざまな人々に配慮をした総合的なユニバーサルデザインの実現が可能になります。

○図 「検討組織の例」の図が入っています。
(図の説明) 区全体のユニバーサルデザインの推進に向けた検討を行う組織の一例を提示しています。
 有識者、行政等、つくりて、つかいてから組織される(仮称)ユニバーサルデザイン推進会議、と、庁内の関係部署の横断的な連携・調整を行う(仮称)ユニバーサルデザイン庁内推進会議を置き、必要に応じて付属組織として、(仮称)ユニバーサルデザインまちづくり推進部会等を設置する。などの組織体制が考えられます。(図の説明は終わりです)

●91ページです
<検討組織の例>として、各検討組織が行う業務等の一例をあげています。

(仮称)ユニバーサルデザイン推進会議は、
役割: 区全体のユニバーサルデザインの推進に向けた検討
構成員: 学識経験者、公共交通事業者、民間事業者、関係する市民団体、NPO、公募区民、ユーザーエキスパート、行政関係者など
検討内容:
・ユニバーサルデザイン推進計画等の策定に向けた検討に関すること
・ユニバーサルデザインの取組に関する評価 (専門家やつかいてなどを交えたモニタリング)
・区内におけるユニバーサルデザインの取組の進捗状況把握と検証
・先進自治体等の取組の学習・視察
・(庁内推進会議) 庁内の横断的な連携に係る検討、調整、必要に応じた部会の設置、など

(仮称)ユニバーサルデザインまちづくり推進部会は、
役割: 本ガイドラインを活用したユニバーサルデザインまちづくりの推進
構成員: 交通・都市計画・建築などの学識経験者、公共交通事業者、民間事業者、関係する市民団体、NPO、公募区民、ユーザーエキスパート、行政関係者など
検討内容:
・本ガイドラインを活用したユニバーサルデザインまちづくりの推進に関すること
・ユニバーサルデザインまちづくり取組事例の収集
・モデル事例や大規模開発等の事例の具体的な検証・評価(モニタリング)
・優良取組事例の紹介
・地区別まちづくり方針等へのユニバーサルデザインの反映の検討
・本ガイドラインの見直し・スパイラルアップなど

《5 総合的なユニバーサルデザインの推進に向けて》は終わりです。

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新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227

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