(音声読み上げ用)ユニバーサルデザインまちづくりガイドライン 4-[2]

最終更新日:2011年9月15日

 このページは、視覚に障害等がある方のご利用に配慮して、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、本ガイドラインの印刷物とは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。

4 ガイドラインの継続的な改善

●88ページです
 本ガイドラインは、まちの移動しやすさや利用しやすさ、情報のわかりやすさの観点から、ユニバーサルデザインの視点に立ったまちづくりの誘導方策を示したものです。
 今後は、つかいての利用者、居住者からの意見や、区内のモデル事例における本ガイドラインの検証、本ガイドラインを活用したまちづくりの取組における課題の把握などを行い、その検討結果を本ガイドラインに反映させることが必要です。
 また、ハード面の整備だけでは対応しきれない部分を補うソフト面の制度や人的サポート等による方策を、より充実させるための見直しも必要です。
 さらに、現在の社会情勢としては国連の「障害者権利条約」の批准、「(仮称)交通基本法」や「(仮称)障害者総合福祉法」の制定が検討されています。したがって、これらの法律等の制定状況にあわせた対応も必要となります。
 そのため、本ガイドラインは、別図に示すPDCAサイクルに基づき、社会情勢の変化や取組の進捗に応じた内容の充実や地域に応じた拡充も含め、継続的に見直しを行っていきます。
 なお、具体的な個々の施設の技術的な指針には、バリアフリー新法や東京都福祉のまちづくり条例等に基づくガイドライン・マニュアル等があり、既にユニバーサルデザインの視点を取り入れたものが作成されています。これらは施設整備にあたり、最低限配慮すべき事項を整理したものであり、社会情勢等を踏まえ、数年ごとに評価・内容の見直しを行い、スパイラルアップが図られています。

●89ページです
○図 PDCAサイクルによる「本ガイドラインの継続的な見直し (育てるガイドライン) 」のイメージ図が入っています。
(図の説明) PDCAサイクルとは、PはPlanで 施策の計画を行い、DがDoで 実施を、CがCheckで 見直し、AがActionで 改善を意味し、P・D・C・Aの各段階において、関係者の参画を図り、段階的・継続的な発展を目指し、これを繰り返していくことを言います。
 本ガイドラインにおけるPDCAサイクルのP、D、C、Aの各段階での作業等として、
・Pに該当することは、平成22年度のガイドライン作成です。
・Dは、ガイドラインを活用したまちづくりの実践が該当し、モデル事例への活用と検証を行うものとして、新中央図書館等の計画・せこうの段階や、交通バリアフリー重点整備地区の新宿駅周辺、高田馬場駅周辺等の整備、地区計画などの検討地区などの例をあげて、構想・検討時にガイドラインを活用・検証することとしています。
・Cは、ガイドラインの評価として、事例での検証結果等による改善点の検討や、つかいてからの意見等により行います。
・Aは、ガイドラインの見直しとして、取組の改善や新しい工夫、法律改正などを反映することとしています。(図の説明は終わりです)

《4 ガイドラインの継続的な改善》は終わりです。

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新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227

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