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「オール新宿」体制でコロナ対策を進め、実行計画の着実な推進を

最終更新日:2022年1月11日

皆さんおはようございます。
区長の吉住健一です。

災害ともいうべき新型コロナウイルス感染症の流行が3年目を迎えました。感染症のリスクは職員の皆さんにも迫ってきていますが、そうした中でも区役所が区民生活や地域社会経済への影響を抑える最前線の砦として、全庁一丸となって取り組んでいただいていることに感謝をしています。

昨年10月以降、感染防止対策の徹底とワクチン接種により、新規感染者数は減少しましたが、年末から人が集まる機会が増え、新たな変異株(オミクロン株)の発生などもあり、感染者数は急増し始めました。
区は、現在、3回目のワクチン接種の前倒しや、子育て世帯・住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給準備を進めていますが、感染者数が増加した場合には保健所への支援を強化しなくてはなりません。いざという時に、職員同士で助け合えるように、各部署において応援職員の派遣の準備を進めてください。

令和4年度は、第二次実行計画2年目の年となります。
引き続き感染状況の変化や、感染症が区民生活にもたらす影響に対応するとともに、「新たな日常」に則した事業運営を図っていくことになります。
 昨日(さくじつ)の「はたちのつどい」をはじめ、コロナ下にあっても、必要な行事はICTも活用して、積極的に実施していきたいと考えています。
また、区民が健康に暮らし続けられる取組として、高齢者のフレイル予防の推進や、障害者スポーツ環境の確保、「新宿区移動等円滑化促進方針」に基づく安全で快適な公共空間の整備、建築物等の耐震性強化などの災害に強いまちづくり、ゼロカーボンシティの実現に向けたCO2 排出量削減など、第二次実行計画に掲げる5つの基本政策を、着実に推進していきます。
さらに、区民の利便性向上と感染症対策として、電子マネー決済の拡充や行政手続きのオンライン化を進めます。
区の取組について、必要とする区民の方に確実に情報が届く仕組みづくりも重要です。コロナ下で実施される、ワクチン接種や各種支援事業の情報はもとより、様々な行政サービスついても、必要な情報が必要な方にプッシュ型で
配信される情報提供環境を構築していきます。

今年は寅年ですが、寅は、「変革」の象徴と言われます。
また、志を同じくするものが助け合い、物事を進める意味があります。
昨年の新型コロナ第5波では区内の医療・介護・福祉のネットワークを構成する皆さんとの「オール新宿」体制で乗り切ることが出来ました。今まさに迫りくる第6波に対しても、公民連携の「オール新宿」体制で立ち向かっていかなくてはなりません。「『新宿力』で創造する、やすらぎとにぎわいのまち」の実現に向け、力を合わせてコロナ禍から日常を取り戻し、新宿の未来に向けて大きな成果をあげるよう、着実に取り組んでいきましょう。

今年も、しばらくは感染症への緊急対応が求められる日々が続くと思いますが、これまでの経験を活かし、皆さんとともに、現場・現実に向き合いながら、区民のくらしを守るための施策を、力強く進めていきたいと思います。

来年度に向けた準備など、多忙を極める時期ですが、運動不足やストレスで心身のバランスを崩さないよう、健康には十分留意してください。

本日の放送はこれで終わります。  

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