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平成30年4月 部課所長会・区長挨拶(要旨)

最終更新日:2018年4月3日

【注】本文は口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。
皆さん、おはようございます。平成30年度、新しい年度の始まりです。

この4月1日に、新宿区では、85名の新しい職員を迎えました。
新たに、私たちの仲間となった職員は、新宿区政の未来を担う大切な人材です。
管理職の皆さんは、新しい職員が、新宿区職員として、自分の役割や使命を理解し、区民や地域が抱える課題の解決に向けて速やかに行動することができるように、人材育成に努めてください。社会経済情勢の変化や、求められるサービスの多様化がめまぐるしいスピードで進んでいます。法令順守の視点と区民としての視点を併せ持った、客観的な判断力が身につくよう、取り組んでください。

さて、4月1日付で、組織の一部改正を行いました。新宿駅周辺地域における都市基盤の再編整備や賑わいのあるまちづくりにスピード感を持って取り組むため、新宿駅周辺整備担当部を、また、2021年4月の児童相談所開設に向け、移管準備担当参事を置くとともに、副参事を都へ派遣するなど、児童相談業務に迅速に対応できるよう子ども家庭部の体制を強化しました。
新たな体制の下、基本政策の実現に向けて、全庁を挙げて取り組んでください。

今年度は、区政における10年間の施策の方向性を示した総合計画と、施策を具体の事業として実施する第一次実行計画をはじめ、様々な分野での計画がスタートする極めて重要な年です。
健康寿命の延伸や、高齢者や子育て世代、生活困窮者などへの支援、高度防災都市化に向けた災害に強いまちづくり、国際観光都市としての魅力とブランド力の向上などにより、誰もが愛着と誇りを持てるやすらぎとにぎわいのまちの実現を目指します。

私は、事業の改善にとって最も大切なことは、職員一人ひとりが、アイデアを出し続けることだと思っています。担当する職員自身が、問題にぶつかり、真剣に悩んだ末に生まれたアイデアほど価値のあるものはありません。そして、そのためには、アイデアを出し合える雰囲気やしくみを職場が持っていることが大切です。思い切りアイデアを出し合い、議論しあって、部を超えた連携強化や新しい事業の立案、窓口業務の改善など、さらなる区民サービスの質の向上に取り組んでください。今年度も、皆さんと共に、現場・現実を重視し、情報を共有し、区政の課題に向き合い、挑戦してまいります。

最後に、区役所には職場や同期の集まりのほか、様々な芸術や体育の同好会など多様な団体があります。他職種との交流の場でもあり、余暇を共に過ごす仲間との出会いの場でもあります。それぞれの職場において、職務に専念すると同時に、人生も謳歌できるよう、ワークライフ・バランスへの配慮をお願いしまして、年度の始めのあいさつといたします。

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