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職員のキャリアアップ・職員の被災地支援

最終更新日:2016年7月15日

 皆さんおはようございます。
 区長の吉住健一です。

 暑さが厳しい中、参議院議員選挙に従事された職員の皆さま、お疲れさまでした。31日には都知事・都議会議員補欠選挙があります。選挙管理委員会事務局の職員をはじめ、続けて2回の選挙事務に従事する職員の皆さんの努力・奮闘に感謝しています。

 3月の庁内放送では、「女性の活躍推進」についてお話をいたしましたが、今日は初めに、全ての職員の皆さんの「キャリア・アップ」のお話をしたいと思います。
 今月13日、本年度係長職に昇任した職員の方々と直接意見交換する機会がありました。係長職として、新宿をよりよい街にしようという意欲と希望にあふれているのが感じられ、共に区政を担っていく者として、とても頼もしく感じました。
 職員の皆さんには、区政発展のため、また、自らの可能性を広げるためにも、ぜひキャリア・アップに挑戦していただきたいと思います。

 区では、女性職員活躍のための「特定事業主行動計画」を定めており、女性職員のキャリア・アップに向けた取り組みを推進しています。私は、より多くの女性職員に、区政の様々な分野で指導的役割を担ってもらいたいと考えています。そのためには、日ごろから周りの人が担当している業務を知り、業務の負荷が高いときには、すぐに支え、応援できる職場にしておくなど、男女ともに、職場全体で働き方を考え、職員一人ひとりの意識改革に取り組むことが大切だと思います。

 今年度から、時間的な制約があるなど様々な事情を抱えていても、誰もが受験しやすい係長昇任選考制度として、昇任試験の選択肢を拡大する研修履修単位制度を導入しました。数年かけて計画的に研修を積み重ね、平成30年度から係長選考に反映することができます。また、出産・育児・介護等のライフイベントを踏まえた昇任待機制度の導入も検討しています。

 新しい制度も活用して、職員皆が、いきいきと活躍できる職場を築いてください。8月中旬には係長試験の申し込みも始まります。一度、入区後の自分を振り返ってみてください。自分なりの努力や成長が実感できると思います。
 全ての職員の皆さんがキャリア・アップを目指し、積極的に昇任選考にチャレンジしてください。そして、新たなステージでの活躍を期待しています。管理職の皆さんは、対象者となる職員の方への受験勧奨をお願いします。


 二つ目は、7月前半に訪問した宮城県の亘理町と山元町のお話をしたいと思います。
 東日本大震災で被災した両自治体に、私たちの新宿区からも7人の職員が1年交代で出向しています。4月からの新たな環境の中で、皆さん元気に活躍をしてくれていました。

 テレビの中では、3月11日に近づくと、復興事業が遅れている場面が取り上げられますが、実際に亘理町や山元町にお伺いすると、一歩ずつ、着実に復興事業が進んでいました。そして、その事業を私たちの仲間が手伝っているということは、非常に意義深いと感じました。新宿区内では経験できない様々な業務を、少しでも役に立ちたいという高いモチベーションで取り組んでいる職員の皆さんに、感謝の気持ちと、敬意を持ちました。

 災害は、いつ、どこで、誰を巻き込むのか予測ができません。被災地での経験が、いつの日か新宿で役立ち、また、現地で出会った他の自治体の仲間との交流も、自己研鑽のキッカケとなるかも知れません。人のやりくりや、慣れない土地での生活など困難なこともあるとは思いますが、今しばらく、協力をお願いいたします。


 最後に、夏休みの予定は決まりましたでしょうか。今年から8月11日は山の日という新しい祝日となりました。是非、夏季休暇や年次休暇を活用して、家族や友人と心身の健康のためにも、仕事を忘れてリフレッシュする休暇を取ってください。
 暑い時期ですので体調管理にも気を付けてください。


 本日の放送はこれで終わります。

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