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夏目漱石「草枕」の世界へ-絵本・絵巻・挿絵にみる「草枕」-

最終更新日:2022年8月22日

日時と内容
日付 時間 内容
令和4年8月21日(日曜日) 15時00分~ 夏目漱石「草枕」の世界へ-絵本・絵巻・挿絵にみる「草枕」-(漱石山房記念館)
 本日は、先日から漱石山房記念館にて新たな通常展のテーマ展示を視察してきました。
 「夏目漱石『草枕』の世界へ-絵本・絵巻・挿絵にみる『草枕』-」をテーマとして、作品が後世の画家たちに影響を与えたという視点による「草枕」ならではの展示内容となっていました。
写真:漱石山房記念館に入館する区長漱石山房記念館に入館する区長
 漱石自身は、「草枕」について「特別な小説ではないが、その美しさが後世に伝わればよい」と語っていたという記録が残っていますが、作品を通して、漱石が持つ芸術観に多くの画家が触発され素晴らしい作品の数々が残されていました。
 今回の展示では、原画が奈良国立美術館に保存されている「草枕絵巻」の貴重な複製画や有志の方々によるクラウドファンディングで製作された絵本「草枕」。また、岡本一平の漫画「草枕絵物語」といった作品の数々が展示されています。
 それぞれの作品は、「草枕」において表現された世界を自分の中の想像力で描き上げられており、その美しさに心が打たれました。
 また、作品の舞台といわれている熊本県玉名市のご紹介もされていて、「草枕」を視覚的に楽しませていただきました。

 今回のテーマ展示は10月2日(日)までの期間で開催しています。
 草枕をお読みになられたあとに、漱石山房記念館まで足を運んでいただけるようお待ちしております。

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電話:03-3209-1111(代)