「東京2020パラリンピック聖火採火式」「東京2020パラリンピック聖火リレー点火セレモニー」「聖火ビジット」

　本日は、東京2020パラリンピックの聖火リレーに関連するイベントに参加した1日でした。
　午前中は、新宿区役所本庁舎前で行った「東京2020パラリンピック聖火 採火式」を執り行いました。
　式には、新宿区障害者団体連絡協議会の代表者の方、新宿区で実施している平和派遣事業に参加された子供たちに出席していただきました。
　オリンピックの聖火リレーは、オリンピック発祥の地であるギリシャから採火したものを繋げていきますが、パラリンピックの聖火リレーは、共生社会を実現し、人と人、人と社会との「新しいパートナーシップ」を考えるきっかけとなることを目指すというコンセプトのもと、各地で採火された炎が、開催都市に集まります。
　新宿区では、広島と長崎から分火していただき一つのガス灯に合わせた「平和の灯」から採火いたしました。採火した火は、東京都の火として聖火リレーのトーチキスにつながりますが、平和への思いもつないでいただき、世界平和への架け橋となることを願っています。

　午後は、東京都障害者総合スポーツセンターにて行われた、東京2020パラリンピック聖火リレー点火セレモニーに出席いたしました。
　東京2020パラリンピックの都内聖火リレーは、残念ながら公道での走行は中止となりましたが、ランナーの皆さまが聖火をつなぎ、パラリンピックへの想いを共有する点火セレモニーの場を設けていただいたご尽力に感謝を申し上げます。
　聖火セレモニーでは、都内の区市町村で採火された火が集まった「東京都の火」を、ランナーの皆さまが陸上トラックを走り、トーチキスでつないでいきました。
　セレモニーに参加されたランナーの方だけではなく、関係者の皆さまもとても晴れやかな顔でトーチキスを見守っていたのが印象的でした。
　東京2020パラリンピックにおいても、多様性を認め合い、誰もが自分らしく個性や能力を発揮する選手の姿を通じて、共生社会について考え行動するきっかけになっていただきたいと思っています。
 

　東京2020パラリンピック聖火リレー点火セレモニーの終了後は、聖火ビジットとして、東京都の聖火がランタンに分火され区内の障害者施設に届けられました。
　聖火が到着する際は、オンライン形式で区内4つの施設を結び到着式が行われました。
　私も、あゆみの家と高田馬場福祉作業所に届いた聖火を見ました。
　あゆみの家は、今年で50周年を迎えますが、この記念の年に聖火が訪れたことを皆さん喜んでいました。
 

　東京2020オリンピック・パラリンピック大会には、多くの年月と多くの関係者の皆さまのご尽力がございました。東京2020パラリンピック大会が無事に成功することを願っています。