区長の部屋メニュー

群馬県館林市 つつじの日制定記念式典及び江戸幕府鉄砲組百人隊壁画寄贈式

最終更新日:2017年4月23日

日付 時間 内容
4月23日(日) 午前11時00分~
「群馬県館林市 つつじの日制定記念式典及び江戸幕府鉄砲組百人隊壁画寄贈式」
(館林市つつじが岡公園)
江戸幕府警護に当たっていた鉄砲組百人隊は、現在の新宿区大久保地区に居住していました。幕府警護の傍ら、サイドビジネスとして、「つつじ」の栽培を始めたことから、大久保は「つつじ」の名所となり、明治時代になると、いくつもの「つつじ園」が開設され、多くの人々が見物に訪れました。
写真:須藤館林市長のあいさつ
写真:壁画のレプリカ贈呈
しかし、商業地化や宅地化が進んだことから、「つつじ園」は姿を消していきました。大正4年には、館林の杉本八代(すぎもと やよ)さんが、大久保の萬花園(ばんかえん)の「つつじ」を買い取り、館林の「つつじが岡公園」に寄付され、引き継がれたことが知られています。
写真:あいさつする吉住区長1
写真:あいさつする吉住区長2
その後、地元からの大久保つつじの再現を望む声をきっかけに、館林市の関係者の皆さまのご協力により、かつて大久保にあった萬花園の「つつじ」を、平成20年4月に大久保の地に植えることができました。
写真:満開のつつじ1
写真:満開のつつじ2
このような縁から、江戸幕府鉄砲組百人隊保存会(兼重徳太郎会長)と館林市との間で「つつじ」を通じた交流事業(つつじが岡公園への鉄砲隊出陣)が始まりました。この日、交流事業5年目を記念して、鉄砲組百人隊保存会の皆さまが制作されたオリジナル壁画が館林へ贈呈され、除幕式に出席いたしました。
写真:除幕式の様子
写真:寄贈された壁画
初夏を思わせる天気に恵まれ、つつじが岡公園には色とりどりの美しいつつじが咲き誇っていました。午後には、無形民俗文化財である勇壮な「鉄砲組百人隊行列」と「火縄銃演武」が披露されました。
写真:鉄砲組百人隊行列
写真:火縄銃演武の様子
大久保小学校の児童と大久保地域の皆さまは、大久保をつつじの名所にしようと一生懸命に取り組まれていらっしゃいます。このような地域の皆さまが主体となり、つつじを縁とした交流がこれからも続いていくことを願っております。
写真:鉄砲組百人隊の皆さんと

本ページに関するお問い合わせ

電話:03-3209-1111(代)