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健康で活動的な高齢期を迎えるために

最終更新日:2016年9月15日

「敬老の日」を間近に控えた9月初め、新たに100歳を迎えた方を訪問して、ご長寿をお祝いしました。区内の100歳以上の方は、176名、最高齢者は女性で107歳、男性は104歳の方です。ご本人の日頃からの節制とご家族や周囲の方々の温かいお心遣いに感謝を申し上げます。
写真:昨年の敬老会「新宿いきいき体操」の様子昨年の敬老会「新宿いきいき体操」の様子
9月は健康増進普及月間です。世界保健機関の世界保健統計2016によると、2015年の日本人の平均寿命は女性が世界首位の86.8歳、男性が6位の80.5歳でした。超高齢社会を迎えた今、介護を必要とせずに過ごせる「健康寿命」を延ばすことが重要です。健康で活動的な高齢期を迎えるためにも、生活習慣病予防や丈夫な骨や筋力の維持向上などに今からでも取り組むことが大切です。食事に野菜を1品加えたり、10分程度多く歩くなど、ご自身に合った健康づくりを実践していただきたいと思います。また、年に1度は身体と歯科の健康診断を受診して生活習慣病の早期発見、早期治療につなげてください。区ではさまざまながん検診も実施していますので、ぜひご活用ください。
写真:伊那まつりの様子伊那まつりの様子
さて、今年7月に新宿区と長野県伊那市の友好提携が10周年を迎えました。伊那市(旧高遠町)との縁は江戸時代にさかのぼります。現在の新宿御苑一帯が高遠藩主内藤家の下屋敷であり、その一部が新しい宿場「内藤新宿」となりました。新宿区と旧高遠町の友好提携を引き継ぎ、高遠町と合併した伊那市と平成18年7月に友好提携を結び、住民の相互訪問や災害時協定などさまざまな交流や協力をしています。今月18日からは10周年記念として特別展「信州高遠藩~歴史と文化」を新宿区歴史博物館で開催します。ぜひ、ご来場いただき、つながり合う両地域の歴史や魅力を再発見していただければと思います。

最後に、温暖化の影響なのか、豪雨時の雨量が増えています。ご自分の建物が豪雨時にどのようなリスクがあるのかを、一度点検してみてください。

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