あいじつ子ども園の保育・教育

最終更新日:2023年4月3日

保育・教育目標

人間尊重の精神を基調とし、心身ともに健康で人間性豊かな子どもを育てる。
 ○明るく元気な子         (心も体も健康で、活動的である)
 ○意欲的に遊ぶ子     (自己を発揮し、興味・関心や知的好奇心をもって取り組む)
 ○よく考えて行動する子 (他者の思いや周囲の状況を感じ取り、行動する)
 ○やさしい心をもつ子     (感性が豊かで思いやりの心をもつ)

保育・教育を達成するための基本方針

 教育目標を達成するために、次の内容を大切にしながら保育・教育を進めていきます。
 〇幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づき、0歳から就学前までの子どもの発達に応じた保育・教育を意図的・計画的に
  行います。
 〇幼保連携型認定こども園の教育及び保育において育みたい資質・能力である「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力
  等の基礎」「学びに向かう力、人間性等」を踏まえ、ねらい・内容に基づく活動全体を通して育ちを確認していきます。
 〇「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を見据え、0歳から就学前までの子どもの発達に応じて、それぞれの時期にふさわしい
  園生活を展開し、小学校教育との円滑な接続を図ります。
 〇心身ともに伸び伸びと行動できるよう、体を動かす喜びを感じられるような活動を積極的に取り入れ、身体所機能の発達を促す
  とともに、粘り強さや自分の気持ちをコントロールする力、健康・安全な生活に必要な習慣や態度を育みます。
 〇0歳児から5歳児までの大勢の友達や保育者、小学生や中学生、地域の人々と関わる中で、生命を尊重する気持ち、思いやりの
  気持ち、規範意識の芽生え、公共の精神を育みます。
 〇周囲の人の愛情や信頼関係を基盤に、一人一人が安心感や信頼感をもって、自分の思いや感じたこと、考えたことを言葉で表現
  する力を高めていきます。またm自分のしたいこと、してほしいこと、考えたことを言葉で表現し、他者との言葉による伝え
  合いを通して言語活動の充実を図り、相手の気持ちが分かり受け入れようとする気持ちを育みます。
 〇子どもの主体性を大切にし、様々な出来事との出会いを通して、好奇心や探求心を育み、思考力の芽生えを培い、小学校以降の
  学習につながる学びの芽を育てます。
 〇SDGs「持続可能な開発目標」の取り組みとして、食べ物の大切さ、水や電気の大切さ、ごみの減量やリサイクル等の「もっ
  たいない大作戦」により、日常的に子どもが子どもが関心をもって取り組めるよう位置付けます。
 〇看護師や栄養士の専門性生かした食育指導、健康指導等を通して、食事の重要性や食による心身の健康に対する子どもの興味
  や関心を高め、健康な体づくりを促進します。
 〇食に関する様々な活動を通して、感謝の心、社会性、食文化への興味・関心を高めるとともに、調和のとれた健全な人格形成
  の助長につなげていきます。
 〇一人一人の子どもが集団の中で着実に基本的な生活習慣の形成ができるよう、園と保護者との連携を基盤に多様な生活の仕方
  に配慮した保育・教育を実践します。
 〇子どもたちの心身の安全が守られ、保護者が信頼して子どもを園に託せるよう、職員の人権感覚を高めます。また、職員の
  協力体制や環境整備に配慮するとともに、職員一人一人の参画意識や緊急時対応能力を高めます。
 〇乳児期から幼児期までの特別な配慮を要する子どもへの一貫した支援や指導には、関係諸機関との連携を取り、園全体で組織
  的に取り組み、特別支援教育の推進を図ります。

指導の重点(年齢・発達に応じたねらい)

 あいじつ子ども園では、教育課程を実施する上で、次の内容を重点に取り組んでいきます。
【教育課程実施にかかわる指導の重点】
 〇一人一人を大切に受け止め、乳幼児期にふさわしい環境を工夫し、心身の発達を促すとともに豊かな感性と表現力
   を育みます。
 〇園全体の保育者による協力体制を高め、園児に適切な援助を行い、また、保護者・地域と連携し、社会生活との関わ
   りを十分に深め、その教育力を活用します。
 〇障害のある人々や外国の方々との関わり、日本古来の行事等の体験を通して、障害者理解、異文化理解、伝統文化
   継承の心を培うことを目指した活動を充実させていきます。
 〇自ら進んで運動遊びに取り組み、体力の向上や健康づくりに関心をもつ活動を重視し、オリンピック・パラリンピック教
  育を継続し、ボッチャやゴールボール等の経験を通して多様性を理解し、他者への思いやりや周囲の状況に応じた行
  動ができるようにしていきます。

【各学年の指導の重点】
 <0歳児>  ・保育者との信頼関係を基盤に安定した生活リズムの中で、生理的欲求や探求心を満たし、健康で安全に
           過ごせるようにする。
 <1歳児>  ・歩行の完成や運動機能の発達を促しながら、探索活動を十分に経験させ、身の回りのものや人への関心
           を育んでいく。
                  ・保育者や友達と関わる中で、自分の要求や気持ちを簡単な言葉や仕草で表現できるようにする。
 <2歳児> ・伸び伸びと遊べる環境で身体を動かし、運動機能の発達を促す。
               ・自我や自己主張を受け止めてもらいながら自分の思いを表現し、保育者の仲立ちで友達と一緒に遊ぶ
                         楽しさを味わえるようにする。
 <3歳児>  ・保育者や友達と関わりながら、自分の好きな遊びを見付け、一緒に遊ぶことを楽しむ。
 <4歳児>  ・保育者との信頼関係を基盤とし、安心して自己を発揮しながら友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
 <5歳児>  ・主体的に活動に取り組む中で、友達と相談したり協力し合ったり認め合ったりしながら、最後までやり遂げ
          る満足感や充実感を味わう。

 

環境の構成

あいじつ子ども園では、一人一人の子どもが自分らしさを発揮しながら年齢・発達に必要な経験を積み重ねられるよう、
次のような環境を重視していきます。
 (1)子どもが安心して園生活を送る環境づくり
 (2)主体的に活動に取り組む遊びを通して、考えたり試したり工夫したりしながら学べる環境づくり
 (3)季節や自然などを通して、感じたり表現したりしながら豊かな感性を育てる環境づくり
 (4)人との関わりを深め、社会性を育てる環境づくり

【その他】
 ・子ども園から小学校への学びの連続性を確保し、小学校との円滑な接続を図るため、保幼小合同会議に積極的に参加します。
 ・積極的に関係機関と連携し、地域の子育ての核となる役割を担い、子育て支援事業の内容を充実させ、利用者が活用しやすい
  ように工夫します。
 ・保護者が子どもの成長に喜びを感じられるよう子育てを支援します。
 ・地域と連携し、様々な想定での避難訓練を実施し、避難行動が身に付くようにします。
 ・地域や関係諸機関と連携し、地域の交通安全事情を把握し、保護者への啓発や交通安全教育に生かしていきます。
 ・特別な支援を必要とする子どもに対して、乳幼児期からの一貫した特別支援教育の視点を重視した指導の充実を図ります。
 ・職員が限られた時間の中で最大限の効果を上げた仕事を進めながら、個々に応じた「マイ・ノー残業デー」を実施し、働き方
  の意識改革を推進します。併せて、ワーク・ライフ・バランスを意識した職場づくりを進めます。

本園の教育の特色(創意工夫ある教育活動)

 (1)学びの連続性や年齢・発達を大切にした保育・教育の充実
  ・園庭や遊戯室(子ども同士が関わって遊べる環境)、体育館(思い切り体を動かす活動や学級・学年・園全体で取り組む
   環境)等施設を有効活用していきます。
  ・園内研究主題「伸び伸びと体を動かして遊ぶ子どもを育む~多様な動きを引き出す環境と援助~」を設定し、年齢・発達
   に応じた遊びの充実を目指します。保育・教育の質の向上や保育者の専門性を高めていきます。   
 (2)小学校とのなめらかな接続
  ・地域の教育施設や区立施設等と交流する機会をもち、地域との連携を深めていきます。
  ・愛日小学校との交流活動を等を生かし、子ども園と小学校の双方でカリキュラムを作成し、幼児期の保育・教育と小学校
   教育との連携・接続を図り、接続期の生活が円滑に行えるようにします。
  ・保育参観、園だより、学級だより、送迎等を通して子どもの成長を伝え合い、共に手を携えながら、就学までに身に付けたい
   力を育んでいきます。
 (3)子どもを真ん中に保護者や地域と手を取り合い、箪笥地区に根ざした子ども園づくり
  ・絵本の読み聞かせ、保護者の協力を得た絵本の貸し出し活動、中町図書館との連携等を生かし、絵本や物語に親しみ豊かな
   情操を育みます。
  ・外国につながりのある保護者のとの日常の関わり、外国語、異文化体験教育の推進を図ります。
  ・保護者、評議員の皆様の意見や評価を保育・教育や園運営に生かし、園生活の充実や向上を目指します。
  ・行事や日常の様子を写真掲示や連絡ボードの活用、学年だより、保育参観や子ども園公開、ホームページ等により分かり
   やすくお伝えしていきます。

本ページに関するお問い合わせ

あいじつ子ども園
電話 03-3266-0189
Fax 03-3260-0331

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