梅毒
最終更新日:2023年11月27日
梅毒の患者報告数が増加しています
近年、梅毒の感染者報告数が増加しています。都内の令和4年(2022年)の梅毒報告数は3,677件で、平成11年(1999年)の調査開始以来、過去最多となりました。
【東京都の梅毒の患者報告数推移】
出典:東京都感染症情報センター
梅毒とは
梅毒トレポネーマに感染することによりおこる性感染症のひとつです。梅毒はキスやセックスでうつります。
梅毒が感染するのは性器だけではありません
口を使ったセックスでは、のど、口内に感染します。肛門を使ったセックスでは、肛門や直腸に感染します。
梅毒は治療しても何度でも感染します
梅毒は、一度治療で完治してもまた感染します。パートナーと一緒に治療することが大切です。
梅毒は、ほとんど気づかずに進行します
梅毒に感染しても全く症状がないこともあります。
主な症状の経過
- 1期(感染から3週間~) 性器・肛門・口に3㎜~3㎝大のできものが出現
- 2期(感染から3か月~) 手のひら・足の裏・体に赤い発疹
- 3期(感染から3年~) 全身で炎症が進行
- 4期(感染から10年~) 脳・心臓に病変
梅毒は、進行すると合併症を起こします
梅毒が進行すると、眼・脳・心臓などに障害が出ます。妊婦さんが感染すると流産・死産・早産などの原因となります。
検査・相談
新宿区保健所では、匿名・無料で検査、相談を行っています
予防啓発リーフレット
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