梅毒の流行状況について

最終更新日:2018年6月11日

梅毒の患者報告数が増加しています

近年、梅毒の感染者報告数が増加しています。
梅毒の患者報告数は、東京都(※)では、2016年には1,673例の報告がありましたが、2017年には1,788例報告されています。
特に女性は、2006年から2017年で約20倍に増えています。
梅毒は適切な治療をすることで治癒しますが、一度治っても再び感染することがある性感染症です。
梅毒に感染していても、全く症状がないこともあります。
機会のあるときにパートナーと一緒に検査を受け、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
(※東京都の医療機関から発生届出があった件数)

【東京都の梅毒の患者報告数推移】

【東京都の梅毒の患者報告数推移】画像
出典:東京都感染症情報センター

梅毒とは

梅毒トレポネーマに感染することによりおこる全身性疾患です。性行為で感染する性感染症の1つです。
感染すると、2~3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が出ます。治療しないと、症状は何年もかけて段階的に進行し、最終的には中枢神経まで侵していきます。
無症状の「無症候性梅毒」のこともあり、永年にわたって気づかずに過ごしてしまうおそれがあります。
早期に発見し、ペニシリンなどの抗生物質で治療すれば完治する病気ですが、本人だけが治療していても、パートナーが感染していると再感染が起こります。
また、妊婦が感染すると、流産・死産のリスクとともに、胎盤を通して胎児に感染し、先天性梅毒となる危険があります。

症状

病気の時期によって症状が異なります。

第1期(感染後3週間から3か月まで)
感染した場所(陰部、肛門、口など)に痛みのない赤いしこりができます。しこりは1か月程度で消えます。
また、 リンパ節が腫れることもあります。

第2期(感染後3か月から3年まで)
全身に赤い発疹(梅毒性バラ疹)がでてきます。 全身のリンパ節腫脹、発熱、倦怠感、関節痛などの症状が出る場合もあります。
発疹は治療しなくても半年以内に消えますが、抗生物質で治療しない限り病原体は体内に残ります。

第3期(感染後3年から10年まで)
皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍ができる場合がありますが、現在はまれです。皮膚や内臓で、静かに病気が進行していきます。

第4期(感染後10年以降)
内臓に腫瘍ができたり、神経症状や心血管症状が現れて、死亡に至ることもありますが、現在はまれです。


※第1期と第2期は、症状のある部分に病原体が多く含まれていて、他人に感染させる可能性が極めて高い時期です。
※梅毒に感染していても、全く症状がないことがあります。

新宿区保健所では、匿名・無料の検査を行っています

HIV・性感染症のページ

何か気になることがある方は、ぜひ検査をお受けください。
症状や検査については、お気軽に保健所にご相談ください。

梅毒に関する予防啓発リーフレット

新宿区保健所では、梅毒に関する啓発ちらしを作成し、検査会場等で配布しています。 以下よりダウンロードできます。

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