新宿区の地場産業とAzaléeプロジェクト

最終更新日:2023年4月3日


新宿区では、昭和52年に「印刷・製本関連業」と「染色業」を地場産業と位置付け、支援しています。
また、支援の一環として、区では、印刷・製本関連業及び染色業の両地場産業団体の連携による街の活性化プロジェクト「Azalée(アザリー)プロジェクト」を応援しています。


【お知らせ】
地場産業団体が運営する「Azaléeプロジェクト」公式ホームページが開設されました。
下記リンクからご覧いただけます。

 ▶「Azaléeプロジェクト」公式ホームページ 

 

新宿区の地場産業

画像:地場産業イメージ画像

印刷・製本関連業

明治時代に、秀英舎(現・大日本印刷)が市谷加賀町に第一工場を建設して以来、印刷・製本関連や出版の事務所が多く存在しています。現在、文京区との境、神田川の南の地域に事業所が集積しています。
 

染色業

大正の中頃、染色業者が水源として神田川の清流を求めて工場を新設し、またその工場から独立した職人などが周辺に工房を設けたことが始まりです。高田馬場・落合地域を中心に、伝統工芸品である「東京染小紋」や「東京手描友禅」など染色業関連事業所が立地しています。

Azaléeプロジェクト(地場産業団体連携プロジェクト)とは

画像:アザリープロジェクトのロゴマークロゴマーク(商標登録済)
「染め物」と「印刷」の共同によるプロダクトの開発や企画を通じた、街の活性化プロジェクト。伝統を尊重しながらも、現代の生活環境に即したモノとコトを提案し、新宿区に根付いた2大地場産業への再認識と継承、街の新しい表情の創出を目的に活動していきます。

ロゴマークは、新宿区の花としても制定されているツツジ(Azalée)をモチーフに、小紋柄を連想させるドットをアクセントに添えています。

各地で花々が咲き誇り、繋がり合い、街が色づいていきますように。



 

Azaléeデザイン

画像:アザリーデザイン(小紋柄)
Azaléeプロジェクトの中核となるデザインは、新宿の小紋柄をモチーフとして生み出されました。

小紋染めは江戸時代初期、武士の裃(かみしも)に用いられた柄染めから発達しました。時代が下り、町人の文化が隆盛を迎えると、着物や羽織にも使われ花開きます。反物の幅に合わせた型紙に、錐や小刀を使って繊細な文様を彫り、繰り返し送りながら、防染糊を片付けしていく。当時、最新のプリント技術として拡大する需要に応えました。
新宿の小紋はその伝統を受け継ぎ、現在に至るまで技術の研鑽を積み重ねています。

地場産業団体

地場産業団体の詳細については、各団体のホームページをご覧ください。

【印刷・製本関連業】 一般社団法人 新宿区印刷・製本関連団体協議会(略称:関連協)
▶関連協ホームページ(外部ページへリンク)

【染色業】 新宿区染色協議会
▶新宿区染色協議会ホームページ(外部ページへリンク)

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 文化観光産業部-産業振興課
産業振興係 電話03-3344-0701・ファックス03-3344-0221

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