中高層マンションエレベーター用防災キャビネット現物支給事業

最終更新日:2024年5月21日

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マンション自主防災組織の結成を検討している中高層マンションに対し、エレベーター用防災キャビネットを現物支給します

  区内の中高層マンションにおけるマンション自主防災組織の結成促進のため、マンション自主防災組織の結成を前向きに検討している中高層マンションに対し、大規模災害時のエレベーターの閉じ込め対策に有効なエレベーター用防災キャビネットを現物支給します。
  申請書等は、本ページでダウンロードできます。
※申請は1組織に付き1回限りかつ最大2個までです。

エレベーター用防災キャビネットの有効性

  首都直下地震が発生した際に、新宿区内で発生が想定されているエレベーターの閉じ込めによる被害は927台(都内全体のエレベーターの閉じ込めによる被害:2万2426台)※と推定されています。
  地震等でエレベーターの閉じ込めが発生し、救助までの長時間を要する場合、エレベーターのかご内に、簡易トイレや飲料水等を備蓄した防災キャビネットを設置することが有効です。
  ※東京都が令和4年5月に公表した「首都直下地震による東京の被害想定」から引用
 
エレベーター用防災キャビネットの有効性画像エレベーター用防災キャビネットのイメージ

要件

  申請に当たっては、下記の要件をすべて満たす必要があります。
  ⑴ 地階を除く5階以上かつ住宅の用途に供する部分の戸数が20戸以上の共同住宅であること。
  ⑵ 申請を行う日の属する年度に、区が実施する「新宿区マンション防災アドバイザー派遣事業」又は「中高層マンション戸別訪
     問」による防災対策等の指導を受けていること。
   ※「新宿区マンション防災アドバイザー派遣事業」の概要等については、こちらをご確認ください。
  ⑶ マンション自主防災組織結成のための検討チームを結成していること。
  ⑷ マンション自主防災組織を結成していないこと。
  ⑸ 防災区民組織として認定を受けていないこと。
 

エレベーター用防災キャビネットの規格等

  地震等でエレベーターが停止し、閉じ込めが発生した際に、エレベーターのかご内で復旧を待つ間に活用する保存水、簡易トイレ等の非常用品を収納したキャビネットです。
  以下4種類が現物支給の対象となるエレベーター用防災キャビネットです。
  ※規格が一部変更となる場合があります。
  ⑴ スリムタイプ
        [1] 内容物(例)
保存水500ml(10年期限)×3本 紙コップ×5個 LEDランタン×1個
高吸水性ポリマー・トイレシート×3枚 トイレットペーパー×1個 ポケットティッシュ×3個
消臭剤×1本 アルミブランケット×3枚 吸盤付きクリップ×2個
冷却バンダナ×3枚 非常用クッキー(10年期限)×3袋 非常用ホイッスル×1個
   [2] 規格(例)
     サイズ:約W350mm×D235mm×H515mm
     質 量:約9㎏
 
  ⑵ スタンダードタイプ
       [1] 内容物(例)
保存水500ml(10年期限)×6本 紙コップ×10個 LEDランタン×1個
高吸水性ポリマー・トイレシート×5枚 トイレットペーパー×1個 ポケットティッシュ×6個
消臭剤×1本 アルミブランケット×6枚 吸盤付きクリップ×2個
冷却バンダナ×6枚 非常用クッキー(10年期限)×6袋 非常用ホイッスル×1個
   [2] 規格(例)
     サイズ:約W500mm×D346mm×H450mm
     質 量:約14㎏
 
  ⑶ コーナータイプ
       [1] 内容物(例)
保存水500ml(10年期限)×3本 紙コップ×5個 LEDランタン×1個
トイレシート×3枚 トイレットペーパー×1個 ポケットティッシュ×3個
消臭剤×1本 アルミブランケット×3枚 吸盤付きクリップ×2個
冷却バンダナ×3枚 非常用クッキー(10年期限)×3袋 非常用ホイッスル×1個
     [2] 規格(例)
     サイズ:約W314mm×D177mm×H680mm
     質 量:約8㎏
 
   ⑷ フラットタイプ
     [1] 内容物(例)
保存水500ml(10年期限)×6本 紙コップ×10個 LEDランタン×1個
トイレシート×5枚 トイレットペーパー×1個 ポケットティッシュ×6個
消臭剤×1本 アルミブランケット×6枚 吸盤付きクリップ×2個
冷却バンダナ×6枚 非常用クッキー(10年期限)×6袋 非常用ホイッスル×1個
     [2] 規格(例)
     サイズ:約W500mm×D85mm×H680mm
     質 量:約12㎏

申請

 ⑴ 必要書類
  [1] 新宿区中高層マンションエレベーター用防災キャビネット支給申請書(第1号様式)
  [2] 対象の中高層マンション内のエレベーターの基数が分かる資料
  [3] マンション自主防災組織結成のための検討チーム結成が分かる資料
  [4] その他区長が必要と認める資料
  ※[1]は下記から出力するか、または危機管理課窓口で配付しています。
  ※[2]はマンションの平面図等をご提出ください。
  ※[3]は任意の書式で結構です。作成例を参考に作成してください。
 
 ⑵ 申請時期
   令和6年6月3日(月)~令和7年1月31日(金)まで
   ※申請募集は随時受付しています。受付は月締めとし、現物支給は翌月以降を予定しています。
   ※先着順(申請書受付順)のため、本年度の支給を受けられない場合があります。
 
  ⑶ 申請の流れ
[1] 対象確認 上記要件にあてはまるか確認してください。
[2] 事前相談 申請書類の案を作成し、受付期間中に危機管理課へ提出してください(郵送・FAX可)。内容の確認や修正等について、危機管理課からご連絡します。
[3] 申請書受付 申請書類一式を危機管理課へ提出してください(郵送可)。
[4] 支給(不支給)決定 受付後、審査の上、支給(不支給)決定通知書をお送りします。審査の結果、支給できない場合があります。
[5] 納品 納品時期について、日程調整のうえ納品します。
※受取人の方の署名もしくは記名・押印が必要となります。

 ⑷ 申請先
   〒160-8484 東京都新宿区歌舞伎町1-4-1
   新宿区危機管理課地域防災係(新宿区役所本庁舎4階13番窓口)

支給後のエレベーター用防災キャビネットについて

  ⑴ エレベーター用防災キャビネットの管理
   以下に係る費用については、各マンションにおいてご負担ください。
   [1] エレベーター用防災キャビネットに収納されている資機材の定期的な交換等、災害発生時に有効に活用できる状態を保持
     するための維持管理に係る費用。
   [2] エレベーター用防災キャビネットが破損等で使用できなくなった場合の修繕及び廃棄にかかる費用。
  ⑵ エレベーター用防災キャビネットの返還
   以下に該当する場合、エレベーター用防災キャビネットを区へ返還していただきます。
    [1] 支給を受けたエレベーター用防災キャビネットを転売する等、他の用途に使用したとき。
    [2] 「新宿区中高層マンションエレベーター用防災キャビネット支給要綱」の規定に違反したとき。

問い合わせ先

新宿区危機管理課地域防災係(新宿区役所本庁舎4階13番窓口)
電話:03-5273-3874 FAX:03-3209-4069

関連資料ダウンロード

本ページに関するお問い合わせ

危機管理担当部危機管理課地域防災係 03-5273-3874

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