平成20年度NPO活動資金助成について(報告)
決定経緯
平成20年4月4日(金)~4月17日(木)
申請団体17団体 (助成申請総額6,622,000円)
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[2]第1次審査(書類審査)
協働支援会議の委員による書類審査
5月8日(木) 第2回協働支援会議の審査を経て、第1次審査通過団体(11団体)を決定
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[3]第2次審査(公開プレゼンテーション)
5月22日(木)、第1次審査通過団体(11団体)によるプレゼンテーション実施
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[4]助成団体決定
第3回協働支援会議(5月22日)の審査を経て、区が5月26日(月)
助成対象団体(8団体)を決定(助成決定総額 3,000,000円)
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[5]助成金交付
6月中旬交付
平成20年度「新宿区協働推進基金」NPO活動資金助成決定団体リスト
各団体の活動内容詳細は「新宿区NPO活動登録団体リスト」をご覧ください。
№ |
登録 |
法人名 |
事業名 |
助成決定額 |
事業概要 |
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1 |
東京山の手まごころサービス |
こめこめ倶楽部 ステップアップ事業 |
500,000 |
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区内の高齢者・障害者を対象に「ふれあいいきいきサロン」(継続事業)を実施する。同サロンでは落語研究会による笑いの会、絵手紙などの催しを予定している。今年度はこの事業に加え、戸山団地近隣居住の単身高齢者を対象に、「こめこめ倶楽部 ステップアップ事業」を展開予定。ADL体操や健康フラダンス、音楽会などの催しを6月より月1回程度開催する予定である。事業を通じて高齢者・障害者の「居場所つくり」、閉じこもり孤独死防止に貢献することを目的とする。 |
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9 |
全国日本語教師会 |
アドバイザー育成講座と外国人区民へのアドバイス事業 |
500,000 |
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継続事業である外国籍児童とその保護者を対象とした親子日本語教室(夏休み・春休み)の開催に加え、日本人区民を対象としたアドバイザー養成講座を実施する。外国人が新宿で生活する際、行政の手続きの仕方、生活上のルール理解等情報を得たい時に窓口がわかりにくい現状がある。アドバイザー講座では外国人区民への行政サービスや日本語を通したコミュニケーション等を学ぶ。講座修了者は親子日本語教室に参加し、外国人へのアドバイス活動を実践。自主的な活動へ移行できることを目指す。 |
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13 |
コミュニケーション・スクエア21 |
やさしい共生社会を体験する「ピポ・ユニバーサル駅伝」 |
500,000 |
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同駅伝は2001年に新宿区の都立戸山公園で開催されてから今年で7回目を迎えた。今年度は明治神宮外苑絵画館前~四谷第六小学校のコースを計画。この駅伝は、車イス使用者・視覚その他の障害者・小学生・60歳以上・フリースタイルの5人がひとつのチームとなり、ゴールを目指す駅伝である。新宿区民、通勤・通学者、東京都及び首都圏在住者を対象としている。参加者が互いの違いを認めて協力し、ひとつの目的に向かうことで「やさしい共生社会」をつくる原動力となることを目的としている。 |
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18 |
東京都中途失聴・難聴者協会 |
プラネタリウム施設を使った講演会と字幕つきプラネタリウム |
150,000 |
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区内の中途失聴・難聴者を対象にコズミックセンター内プラネタリウムにて講演会と字幕付きプラネタリウムを実施する。昨年度実施した「字幕付きプラネタリウム」では、聞こえない方の中に、プラネタリウムファンが多数いることがわかった。字幕がないために十分にそれが楽しめないのは残念なことであり、宇宙への興味を持ってもらう一助になることを目指している。今年度は、秋の星座を投影。日本天文学会等へ講師派遣を依頼し、天文学の話を講演してもらう予定である。 |
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26 |
CAPユニット |
CAP提供による暴力防止の広報啓発事業 |
350,000 |
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子どもが暴力から自分を守るための知識や方法を身につけるCAP(Child Assault Prevention)プログラムを新宿区内の幼稚園、保育園、小学校等で実施する。CAPプログラムは大人ワークショップ、子どもワークショップ双方で成り立っており、合計9回の提供を予定している。子どもに対しては子どもの人権意識の向上、自分を守るスキルの定着、子ども同士のいじめ問題の解決を目指し、また大人たちが理解を深めることで児童虐待の早期発見、早期対応やその予防への効果を期待している。 |
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37 |
ホロコースト教育資料センター |
舞台「ハンナのかばん」の公演」 |
130,000 |
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新宿区内及び都内近郊の小中学生、高校生及び教師、保護者を対象に、舞台「ハンナのかばん」を公演する。これまで児童書「ハンナのかばん」を教材とした出前授業、スタディガイドの作成、展示パネルの作成、パネル貸し出し等を行ってきた。今事業では四谷地域センター多目的ホール(予定)で劇団銅鑼の協力を得てプレミアム公演を実施、2009年3月以降都内近郊での巡回も予定している。舞台鑑賞を通じて、命の尊さ、思いやることの大切さを感じ取る機会を提供し、一人ひとりの人権が尊重されるまちづくりに貢献することを目的としている。 |
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41 |
みんなのおうち |
食育一歩“どろんこの中から愉快な収穫:親子体験キャンプABC” |
450,000 |
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どろんこが育てる食材を「知らせる」ことから食育を始めなければならないと把握し今回の事業計画を準備。原則新宿区内の親子を対象とし、収穫体験親子キャンプを実施する。新潟県魚沼市にあるログハウスにて魚沼市在住の活動賛同者の協力を得て「夏野菜収穫とバーベキュー」「いもほりと焼き芋」「稲刈りとおにぎり」などの活動を通じ、親子交流・食育を行う。食材を「知る」こと、「おおきな家族みたい」な食卓体験を通じて、子ども達の食わず嫌いに悩む親の支援、調理体験や親子の協働体験を通じた子育て支援等を目的としている。 |
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62 |
マ・ミューズ |
男性の子育て(孫育て)応援事業 |
420,000 |
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新宿区在住・在勤の乳幼児の子育て(孫育て)にたずさわる男性を対象にマ・ミューズ施設内(新宿1丁目)で全6回コースの講座を実施する。講座の内容は、救命救急、絵本の読み聞かせ、手作りおもちゃ製作などがある(全講座保育付)。母親の身近なサポーターである父親や祖父が主体的に育児にかかわることによって母親の精神的・肉体的負担の軽減の効果も期待している。また、子どもの健全育成に取り組んでいる男性や団体・事業者等の参加者のサポート等も行っていく。 |