デング熱・ジカウイルス感染症について

最終更新日:2018年4月2日

 平成26年夏、海外渡航歴のないデング熱患者が約70年ぶりに国内で発生し、新宿中央公園等で蚊に刺され感染した可能性の高いデング熱患者が確認され、区でも全庁をあげて蚊媒介感染症の対応に取り組んでいます。

<デング熱>
  デング熱は、ヒトからヒトではなく、蚊がウイルスを媒介して発症するものです。感染した場合も、一般的には一週間前後で回復すると言われています。過度な心配は必要ありませんが、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱、関節痛などが見られる場合、早めに医療機関を受診してください。
 蚊の多い場所に行くときは刺されないよう、長袖シャツ・長ズボンなどを着用し、肌を露出しないようにしましょう(ただし、熱中症には十分注意しましょう)。
 また、必要に応じて、虫刺され防止薬や蚊取り線香を正しく使用しましょう。  
 蚊の幼虫は、水たまりから発生しますので、身の回りの水たまりができそうなもの(空き缶、バケツ、古タイヤ、水槽、プランターや植木鉢の受け皿等)に注意し、水をためないようにしましょう。

<ジカウイルス感染症>
  ジカウイルス感染症は、中南米を中心に多数報告されています。 ジカウイルス感染症は、デング熱と同様、蚊を媒介して感染します。
 また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気づきにくいこともあります。  
 流行地域(※)において、蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。  
 海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意しましょう。  
 また、妊婦がジカウイルスに感染すると胎内感染により出生児や胎児に小頭症等の先天異常を引き起こすことがあります。そのため、可能な限り妊婦及び妊娠の可能性がある人は、流行地への渡航は控えた方が良いと考えられています。  今後も関連情報にご注意ください。

(※)流行地域は、下記「参考リンク」より最新情報をご確認ください。

蚊の発生抑制に対する区の取り組みについて

 区では既に、蚊の発生抑制対策に取り組んでおり、その主な概要についてお知らせします。

新宿中央公園等における蚊の定点モニタリング・ウイルス保有調査について

蚊のウイルス保有調査の結果等は、以下のページをご覧ください。
新宿中央公園等における蚊の定点モニタリング・ウイルス保有調査について」(区ホームページ)

デング熱・ジカウイルス感染症に関するお問合せ先

  • 症状・予防方法等について            保健予防課保健相談係    03(5273)3862
  • 蚊の駆除について                  衛生課環境衛生係       03(5273)3841
 
  • 区立公園について                  みどり公園課公園管理係   03(5273)3914

ポスター・リーフレット等

関連情報

外部情報

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-保健予防課
電話:03-5273-3862
FAX:03-5273-3820

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