新宿エコライフまつりを開催

　今日3日、新宿区(区長：吉住健一)は、6月の「環境月間」に合わせ、新宿エコライフまつりをエコギャラリー新宿（西新宿2－11－4、新宿中央公園内）で開催した。

　新宿エコライフまつりは、暮らしの中で実践しやすい環境への取り組みを普及・啓発するためのイベントで、今年は、CO2排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ新宿」の実現をテーマに、4年ぶりにコロナ禍以前の規模で実施された。

　今年は初出展の6団体を含め、計29団体が参加。会場では、環境活動に関するパネル展示やCO2排出削減の実践についての活動発表のほか、工作・編み物・エコな染色などが体験できるワークショップや、野菜・パンの販売、トークイベントなど、楽しみながらエコについて考えることができる催しが行われ、子どもから大人まで多くの来場者でにぎわった。
　来場者は「家族と来ました。しおりが上手に作れた」などと、催しを楽しんでいた。
　会場では、吉住区長が「環境への取り組みについて、区民の皆さん、事業者の皆さん、区がみんなで活動することで視野が広がったり、また、連携することでより効果的な活動ができると思います」とあいさつし、来場者へ環境配慮の取り組みを呼び掛けた。

　区は、今後も、「ゼロカーボンシティ新宿」の実現に向けて、環境に配慮した行動や環境について考えるきっかけづくりなどに取り組んでいく。