令和3年2月28日まで点灯　区役所通りイルミネーション～元気を歌舞伎町から

区役所通りの街路樹は冬の期間、夕方になると色鮮やかなイルミネーションが点灯し、歌舞伎町を明るく照らしている。
このイルミネーションは、行政と地域が一体となって歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへと再生する取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」の一環として毎年実施。企画・運営するのは「明るく・安心・歩きやすい（3A）」歌舞伎町にしようと活動するNPO法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会（理事長：藤澤薫）。新宿区（区長：吉住健一）と東京商工会議所新宿支部が後援し、区役所通りを明るく照らすことでまちの安全・安心をPRする。

15回目を迎える今年は、新型コロナの影響を鑑み実施が危ぶまれたものの、歌舞伎町の冬の風物詩となっているイルミネーションによりコロナ禍で打撃を受けている歌舞伎町を元気づけるため、また、歌舞伎町から元気を発信することを図って実施を英断した。
今日2日、区役所正面玄関前では点灯式を実施。冒頭であいさつした吉住区長は「皆さんがまちを明るくしようと頑張っている。区も歌舞伎町の一事業者として尽力したい」とまちの再生に熱意を込めた。玄関前のステージでは、秋の火災予防の一環として参加した東京消防庁音楽隊がJ-POPの人気曲やジャズの定番曲などの演奏を披露したほか、区の防犯マスコットキャラクター・新宿シンちゃんも登場。「5、4、3、2、1、ゴー！」のカウントダウンとともにイルミネーションが点灯すると、会場は歓声に包まれた。ジャズバンド「デキシーパラダイス」の生演奏も加わり、軽やかで心地よいジャズの音色が光の演出を盛り上げていた。

イルミネーションは令和3年2月28日（日）までの4か月間、毎日午後4時30分～午前3時に点灯。約700ｍの街路樹90本を約12万個のLED（発光ダイオード）により装飾し、ワイングラスをイメージしたイルミネーションが区役所通りを鮮やかに彩る。
また、今年は区役所本庁舎正面玄関前の「平和の泉」の水面にもイルミネーションを浮かべ、毎年恒例のイルミネーションに花を添える。