9月7日新宿の江戸東京野菜「内藤とうがらし」が地域団体商標に登録
最終更新日:2018年9月28日
内藤とうがらしは、江戸時代の宿場町・内藤新宿で盛んに栽培されていた伝統野菜。辛みと旨味のバランスが良く、薬味や調味料として親しまれてきたが、宿場町の発展による畑の減少など、時代の変化とともに新宿で栽培する農家がなくなった。
2010年、新宿の伝統野菜である「内藤とうがらし」を復活させようと、「内藤とうがらしプロジェクト」が活動を開始。同プロジェクトでは、商店街等でイベントを開催するほか、小学校で「内藤とうがらし」の栽培・調理などの授業を取り入れる等、子どもたちへの教育活動にも力を入れながら、新宿地域ブランド野菜の確立に向けて活動。「内藤とうがらし」は東京ブランド野菜として注目を集め、2013年には、江戸期~昭和40年頃の伝統野菜の固定種「江戸東京野菜」に登録された。
9月7日、こうしたプロジェクトの活動が実を結び、特許庁が定める地域の名物を商標登録する地域団体商標への登録が決まった。地域団体商標は、8月28日現在、全国で653件が登録査定されているが、江戸東京野菜が地域団体商標登録されたのは初めて。
プロジェクトリーダーの成田重行氏は「地域・学校・企業と連携しながら、さらに「内藤とうがらし」の輪を広げていきたい」と熱く語り、今後も同プロジェクトでは、「内藤とうがらしで新宿のまちを真っ赤にする」をスローガンに掲げ、一般家庭への苗の販売等さまざまな活動を展開していく。
2010年、新宿の伝統野菜である「内藤とうがらし」を復活させようと、「内藤とうがらしプロジェクト」が活動を開始。同プロジェクトでは、商店街等でイベントを開催するほか、小学校で「内藤とうがらし」の栽培・調理などの授業を取り入れる等、子どもたちへの教育活動にも力を入れながら、新宿地域ブランド野菜の確立に向けて活動。「内藤とうがらし」は東京ブランド野菜として注目を集め、2013年には、江戸期~昭和40年頃の伝統野菜の固定種「江戸東京野菜」に登録された。
9月7日、こうしたプロジェクトの活動が実を結び、特許庁が定める地域の名物を商標登録する地域団体商標への登録が決まった。地域団体商標は、8月28日現在、全国で653件が登録査定されているが、江戸東京野菜が地域団体商標登録されたのは初めて。
プロジェクトリーダーの成田重行氏は「地域・学校・企業と連携しながら、さらに「内藤とうがらし」の輪を広げていきたい」と熱く語り、今後も同プロジェクトでは、「内藤とうがらしで新宿のまちを真っ赤にする」をスローガンに掲げ、一般家庭への苗の販売等さまざまな活動を展開していく。
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