ワーク・ライフ・バランスの推進に向けて　推進企業認定証授与式とセミナーを開催

今日20日、新宿区（区長：吉住健一）はワーク・ライフ・バランスの実現に取り組む企業への認定証授与式と「働き方改革」がテーマのセミナーを区役所本庁舎で開催した。
区では、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)推進の機運を醸成するため、優れた取り組みを行う区内の企業・事業所に、推進企業の認定を行っている。認定は、企業からの申請に基づき各社の取り組みを「子育て支援」「介護支援」「地域活動支援」「働きやすい職場づくり」の4つの分野別に審査。これまでに181社から申請を受け、49社を推進企業として認定してきた。
午後3時、認定証授与式が開会。今回認定したのは、介護と仕事の両立のためのハンドブック作成や、毎週社員から社長・役員へ「今週の気づき」をメールする仕組みづくりなどの取り組みを行う6社。吉住区長が認定証を手渡し、各社がワーク・ライフ・バランスの取り組み事例を紹介した。

続いて、働きやすい職場づくりを進めていくためのセミナー「ワーク・ライフ・バランスセミナー」を開催。区内企業のほか、吉住区長、区職員も多く参加した。講師に迎えた中央大学大学院戦略経営研究科・中島豊教授が「AIの時代に適合するためには社会人になってからも学び直すことが大切」と参加者に呼び掛けると、会場は大きくうなずいていた。

■今回の認定企業（認定分野）
コネクシオ（株）（介護支援）
（株）日本レーザー（子育て支援・働きやすい職場づくり）
プレゼンツコンサルティング（株）（子育て支援・地域活動支援・働きやすい職場づくり）
（株）プレシャスパートナーズ（子育て支援・働きやすい職場づくり）
（株）ジーケーライン（子育て支援・働きやすい職場づくり）
（株）フューチャーフロンティアーズ（子育て支援・働きやすい職場づくり）
※認定番号順