1月29日～31日 歌舞伎町アートプロジェクト展を開催
歌舞伎町を「明るく、楽しく」演出するアート作品を紹介

現在、新宿ミラノ座跡地の開発計画が発表されるなど、大規模な民間開発が進んでいる歌舞伎町。新宿区（区長：吉住健一）では、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちにする「歌舞伎町ルネッサンス」を推進し、官民一体となって新たな文化の創造・発信と賑わいづくりに取り組んでいる。
　「歌舞伎町アートプロジェクト」は、歌舞伎町ルネッサンスの一環として、まちをアート作品の発表の場として活用し、さまざまなアートでまちを明るく楽しく演出することを目的に平成26年から開始したもの。今回、本プロジェクトによって生まれた31点の作品を一堂に紹介するパネル展を区役所本庁舎で開催する。

展示のメインは、昨年9月～10月にかけてストリートアーティストであるMOT8（モトエイト）さんが制作した巨大壁画（縦4m×横40m）を約4分の1スケールにしたパネル。壁画は、第一大久保ガード（職安通り、JR山手線等の高架下、歌舞伎町1－30－3付近）の壁面に約1か月かけて制作された作品で、歌舞伎役者をモチーフにした大迫力の浮世絵とMOT8さんのオリジナルキャラクターが色彩豊かに描かれており、落書きの防止と明るい歩行空間の創出につながっている。
このほか、歌舞伎町公園の防災倉庫の墨画や、各通りに設置されている変圧器に描かれたアート作品など、本プロジェクトによって生まれた個性あふれる作品を写真パネルで見ることができる。

歌舞伎町アートプロジェクトは、夏の一大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ」とも連携し、今後も作品を充実させていく。「誰もが安心して楽しめるエンターテイメントシティ歌舞伎町」の実現に向けて、アートの力で歌舞伎町の多彩な魅力を発信していく。

■歌舞伎町アートプロジェクト展
【日時】1月29日(月)～31日（水）午前8時30分～午後5時（30日（火）は午後7時まで）
【会場】新宿区役所本庁舎1階ロビー