区立小学校の6年生がミュージカルを鑑賞
劇団四季と連携した文化芸術教育

今日4日(火)、新宿文化センター(新宿6－14－1)で区立小学校8校の6年生389人が劇団四季ミュージカル『嵐の中の子どもたち』を鑑賞した。

区教育委員会と劇団四季、新宿文化センターを管理する新宿未来創造財団は今年4月1日、「新宿区における文化芸術教育等の推進に関する協定」を締結。協定では、同劇団等が主催する「生命の大切さ」「人を思いやる心」「信じあう喜び」などを舞台を通じて全国の児童に伝える事業「こころの劇場」に、区立小学校の児童を招待することなどを規定しており、今回の観劇はこの協定に基づくもの。

上演されたミュージカル『嵐の中の子どもたち』は、巨大な嵐が村を襲い取り残された子どもたちが人生に大事なことを学んでいく冒険物語。友情、助け合い、信じあう気持ちなどのメッセージが込められたステージを、児童は真剣な表情で見入ったり、時折笑い声をあげたりしながら楽しんでいた。また、上演後は出演者が客席へおりてきてテーマ曲をみんなで合唱。児童たちも手拍子をしながら元気に歌い、会場は大いに盛り上がった。児童の一人は「力を合わせて仲間を助ける姿がすごいと思った。ミュージカルを観るのは初めてだったけど迫力がすごかった」と話してくれた。

今回の観劇は、7日（金）までの4日間にわたり実施し、区立小学校・特別支援学校の6年生全員が鑑賞する。