稲荷鬼王神社で家庭のお雑煮写真展
家族と過ごすお正月の風景

新宿区役所近くの稲荷鬼王神社（歌舞伎町2-17-5）で、家庭ごとにそれぞれの味があるお雑煮の写真や模型を展示している。
この展示は、「神社で神前に備える雑煮について知りたい」という参拝者の声を受けて、平成18年の暮れにお雑煮の模型を展示したことから始まったもの。翌年から各家庭の写真も展示している。

9回目の今年は、近隣の家庭や参拝に訪れた方が撮影した写真など179点を展示。寄せられた写真は、平成19年の33点から年々増え、鶏肉で出汁をとったシンプルなお雑煮や、豚肉のたっぷり入ったお雑煮など、多彩なおわんが並ぶ。
写真には「新宿の実家のお雑煮。冷えた体に染みわたる温かい味」「栃木の田舎の雑煮。親元を離れた今は、またいつか家族で迎えるお正月を楽しみに仕事に励む」などと撮影者のコメントが添えられ、各家庭のお正月の様子が思い浮かぶエピソードも楽しめる。

「家庭のお雑煮」の写真は1月15日（金）まで終日境内に展示。神社のお雑煮の模型の展示は1月15日（金）まで午前9時～午後5時。元旦～1月3日（日）は社殿内に展示される。