余丁町小学校で選挙についての出前授業
「小学校最後の給食総選挙」を実施

最終更新日:2015年9月12日

写真:早稲田大学の学生が選挙について解説
写真:児童が選挙を体験
写真:開票の結果を発表
今日12日(土)、新宿区選挙管理委員会(委員長:野尻信江)は、余丁町小学校(若松町13-1)の6年生63名に、選挙の仕組みや大切さについて学ぶ出前授業を実施した。出前授業は、義務教育段階から選挙を体験してもらい家庭で話題にしてほしいと、一昨年から開催しているもので、早稲田大学文学部で未成年者への模擬投票実施を研究している学生らと協力して企画。同学生5名が中心となり、若松町地区明るい選挙推進協議会の協力を受け、運営を担当する。

始めに、早稲田大学の学生が、クイズなどを採り入れながら選挙について解説。今年6月の法改正により選挙権の年齢が満18歳以上になることを含め、選挙権の移り変わりや投票の方法等を詳しく説明した。
その後、「小学校最後の給食総選挙」と題した模擬投票を実施。大学生が「かき揚げ丼」「みそラーメン」「冬野菜カレー」を訴える3人の候補者に扮した演説や、各候補者が記載された選挙公報を参考に、実物の記載台や投票箱などを使った本番さながらの選挙を体験するもの。全員の投票が終了した後、児童を代表して4人が開票立会人として開票を監視、また、区選挙管理委員会が開票作業に実際に使用している機器等を用いた開票作業を4人の児童が体験した。普段は一般でも間近に見ることのできない計数器が、一瞬で票を数えてしまうスピードに、児童たちからは驚きの声が上がった。
開票の結果は、「寒い冬に体の芯まで温まる」と候補者が訴えた「みそラーメン」が33票を獲得し当選。小学校での最後の給食メニューが決定し、会場からは大きな拍手が起こった。
最後に児童からは「人生初めての選挙ができてよかった。自分が18歳になったら絶対投票にいきます」と感想を述べた。

区選挙管理委員会では、今年度内にあと区立小学校10校程度で同様の出前授業を開催する。

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