若きアーティストの力作が競演 新宿アート・コンペティション
夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2015開催中

最終更新日:2015年8月28日

写真:空間デザイン部門最優秀賞作品 「INVISIBLE CLEAR」(見えない透明)/多摩美術大学
写真:空間デザイン部門 審査の様子
写真:デジタル映像部門最優秀賞作品 ユニカビジョンで上映
8月21日に開幕した「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」は、CGアートの第一人者・河口洋一郎さん、現代美術家・椿昇さんをはじめとする著名なアーティストの作品展など、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント。5回目を迎える今年のフェスタは、9月6日(日)までの17日間、新宿駅周辺や神楽坂などで開催している。

フェスタの原点であるコンテスト「新宿アート・コンペティション」は、美術・建築・映像などの分野で芸術活動に取り組む若者から作品を募り、芸術性や技術力を審査・表彰するもの。今年は、大学・専門学校の学生のほか30歳未満の若手アーティストからも作品を募集した。
コンペは、オブジェやモニュメントなどが対象の「空間デザイン部門」と、アニメーションやCG(コンピューターグラフィックス)などの映像作品が対象の「デジタル映像部門」の2部門で、全国の若者が個性豊かな力作を出展。作品はフェスタ期間中、展示・上映され、新宿駅周辺を訪れた観光客などを楽しませている。

新宿センタービル(西新宿1-25-1)に展示中の「空間デザイン部門」の作品は、「デザイン×未来」をテーマに若い才能が斬新なデザインで新たな都市空間を表現している。
今日28日に行われた審査会で最優秀賞に輝いたのは、多摩美術大学の学生が水の入った透明な立方体を積み上げて制作した「INVISIBLE CLEAR」(見えない透明)。周りの光を写し込み、向こう側の景色が変容する不思議な世界を表現し、審査員から「シンプルな発想でありながら完成度が高く、繊細で美しい」などと高い評価を受けた。

また、「デジタル映像部門」には想像力豊かでエネルギッシュな64作品の応募があった。
最優秀賞は、デジタルハリウッド大学の学生が手掛けたCG作品「OPERETTA」に決定。入賞した作品は、9月6日(日)まで、新宿3丁目の街頭大型ビジョン「アルタビジョン」「ユニカビジョン」で放映するほか、フェスタ公式ホームページからも見ることができる。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局
(特命プロジェクト推進課内) 電話03-5273-4220

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