7月18日から「神田川親水テラス」を開放
26日には染物の工程「水元」を実演

最終更新日:2015年7月15日

写真:開放された神田川親水テラス
写真:水草を調べる体験講座
写真:水元の実演
新宿区(区長:吉住健一)は、7月18日(土)~8月16日(日)、神田川に親しんでもらうため、普段は入ることができない「神田川親水テラス」と神田川の一部を開放する。

新宿区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水とみどりの骨格であるとともに、伝統産業の染色業が発展してきた歴史・文化を伝える大切な水辺空間でもある。
かつて生活排水等によって川の水質が汚染され、生き物が住めない川と言われていたが、下水道の整備や水質改善により、平成4年にアユの遡上が確認されるほど、水がきれいな川になった。例年6月に実施する生き物実態調査では、これまでにアユやウキゴリ、オイカワなど20種類以上の生き物の生息が確認されている。
区では、このようにきれいになった神田川と区民をつなぐ取り組みを続けており、今年で6回目となる神田川親水テラスの開放のほか、平成22年2月には、戸塚地域センター3階に「神田川ふれあいコーナー」を開設し、神田川についてのパネルや模型を展示している。
7月26日(日)には、昭和30年代まで神田川で行われていた、染め物の糊や染料を洗い流す工程「水元」を実演するほか、戸塚地域センターでは、染め物の展示や染色体験も実施する。
また、8月18日(火)~21日(金)には、小学生を対象に、神田川の自然や生き物・歴史について学べる「神田川体験講座」を開催する。川の生き物や水質の調査を体験し、夏休みの自由研究にぴったりな経験をすることができる。

■「神田川親水テラス」と神田川の一部の開放
7月18日(土)~8月16日(日)午前10時~午後3時(予約不要。天候により中止あり)
※神田川親水テラス(高田馬場2-18-1、戸塚地域センターそば)と神田川の一部(JR線高架下~神高橋の約50mの区域)を開放
※川の深さは約20cm。長靴か汚れてもよい靴を持参(裸足やビーチサンダルは不可)
■染色イベント「水元」の実演
7月26日(日) (予約不要。小雨実施)
・水元の実演…午前11時から、午後1時30分から
・染め物の展示…午前10時~午後3時  ・染色体験…午前10時30分から、午後1時から
・紙芝居「さかなたちとのおやくそく」…午前11時20頃から(水元の実演終了後)
■神田川体験講座  ※会場/神田川ふれあいコーナー
・8月18日(火)…川の水を調べよう  ・19日(水)…川の生き物を調べよう
・20日(木)…水草を調べよう     ・21日(金)…川の歴史を調べよう
いずれも午前10時~11時30分
 【申込み】往復はがきに講座名・住所・氏名・学年・電話番号を記入し、8月7日(必着)までにみどり公園課みどりの係(〒160-8484歌舞伎町1-4-1、本庁舎7階)へ。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 みどり土木部-みどり公園課
みどりの係 電話03-5273-3924

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。