電車から見える西戸山公園に72匹のこいのぼり

端午の節句に先がけ、4月18日から区立西戸山公園（百人町4－1）にこいのぼりが飾られ、地域の方を楽しませている。

都心ではマンションやアパート住まいのためにこいのぼりを飾ることができない家庭も多いことから、子どもたちの健やかな成長を願って、地元の百人町三丁目町会、高齢者クラブ「百三喜楽会」が地域に呼び掛けて、家庭で古くなったこいのぼりを集めて、区立西戸山公園に飾るようになり、今年で3年目になる。

飾られた72匹のこいのぼりの中には、浴衣や着物の布をリサイクルして作ったこいのぼりや、近くの園児が作ったこいのぼりも飾られている。

今日は、こいのぼりの飾り付けを手伝った、近所の西戸山幼稚園・しんえい子ども園もくもく・高田馬場第二保育園・百人町保育園・新栄保育園・大久保第一保育園・キッズパオあおぞら保育園の園児約220人が「こいのぼりの歌」を合唱し、公園には元気な歌声が響き渡った。
参加した高齢者クラブの方は、「今後もこいのぼりの数を増やして、子どもや地域の人達の憩の場になってほしい」と話してくれた。

区立西戸山公園に飾られたこいのぼりは、JR線・西武新宿線の電車からも眺めることができ、5月9日（土）まで飾られる予定。

また、近くの区立高田馬場公園（高田馬場4-22）にも約100匹のこいのぼりが飾られている。地元の町会の「高田馬場南親睦会」の呼び掛けで20年以上前から続いている恒例行事で、5月9日（土）まで飾られている。