産業振興フォーラムを開催
「産業」と「観光」 相乗効果で新宿をもっと元気に

最終更新日:2014年8月29日

写真:基調講演
写真:パネリスト一致団結
写真:地場産業紹介コーナー
新宿区(区長:中山弘子)は今日8月29日、新宿の観光を担う新たな組織として今年6月に本格的に始動した一般社団法人新宿観光振興協会(理事長:大西 洋・(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長)と共催で、産業振興フォーラムを開催した。

今回のフォーラムのテーマは、「『産業』×『観光』相乗効果がもたらす地域経済活性化」。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定を受け、メインスタジアムのある新宿区に新たなビジネスチャンスの到来が期待される中、新たに新宿の「産業」と「観光」の連携を確立し、「活力ある産業が芽吹くまち新宿」の実現につなげようと開催した。
会場の区立産業会館(BIZ新宿、西新宿6-8-2)には、地場産業団体、商店会、ホテル・旅館、百貨店、鉄道・バス会社、映画館、大学、大使館関係者、区内の中小企業、個人事業主、金融機関、区民など約200名が集まった。

基調講演では、大西理事長が「新宿の持つ魅力・コンテンツを、世界に通用するより価値の高いものとするとともに、通信環境の整備や宗教への対応などのサービス面も充実させ、まち全体でおもてなしのできるまちになるよう官民一体で取り組んでいきたい」と、新宿のまちの一層のにぎわいに向け意気込みを語った。
続くパネルディスカッションでは、企業経営者らパネリストが、「ビジネスチャンスを掴め!!~新宿Power~」をテーマに「近年増加しているアジアからの個人観光客に、いかに情報発信していくかがポイントだ」「新宿に来た観光客が、自らSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発信したくなるようなまちを目指したい」など活発な意見を交わした。ディスカッションの最後に、パネリスト5人が手を取り合い、中山区長の「新宿」の合図で会場とともに「パワー」と声をあげると、会場全体が新宿の経済の活性化に向けた一致団結の一体感に包まれた。

中山区長と大西理事長による鏡開きで始まった交流会では、新たな事業展開や販路拡大につなげようと参加者が積極的に情報交換した。また会場内の「地場産業紹介コーナー」では、印刷・製本関連業や染色業が製品の紹介や展示等を行い、集まった参加者に向け新宿の地場産業をアピールした。

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