新宿クリエイターズ・フェスタ2013について記者発表
新宿駅周辺全域で開催する一大アートイベント 「この夏、アートと恋をする」

最終更新日:2013年8月1日

写真:出展アーティストと中山区長
写真:(右から)河口洋一郎さん、エマニュエル・ムホーさん、蟹江杏さん
写真:会場全体の様子
写真:アルタビル展示イメージアルタビル展示イメージ (c)YAYOI KUSAMA
「新宿クリエイターズ・フェスタ」は、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新たなにぎわいと活力を創出する一大アートイベント。地元商店街や企業の皆さんのご協力を得て3回目を迎える今年のフェスタは、8月23日(金)~9月8日(日)の17日間、新宿駅周辺全域で開催する。

著名アーティストの部門では、世界的な前衛芸術家で新宿区名誉区民である草間彌生さんが、新作の巨大バルーンを世界初公開。また、今年、紫綬褒章を受章されるなど、CG(コンピューターグラフィックス)アートの第一人者として世界的に活躍する河口洋一郎さんは、新作や未発表の作品を出展する。
さらに、現代美術家の椿昇さん、写真家の森山大道さん、フランス人建築家・デザイナーのエマニュエル・ムホーさんが初出展。日本を代表するアートディレクター北川フラムさん監修のパブリックアート展や、版画家の蟹江杏さんの作品展も開催する。

参加型アートイベントの部門では、若い創造力が競演する「学生アート・コンペティション」、親子で楽しめる「こどもアート」のほか、新企画の映画イベント「シネ・フェスタ新宿2013」で「映画のまち新宿」をPRする。
また、昨年に引き続き、東日本大震災の被災地を応援するプロジェクトも実施する。

今日の記者発表には、出展アーティストから河口洋一郎さん、こどもアートの企画にも携わる蟹江杏さん、学生アート・コンペティションの審査員でもあるエマニュエル・ムホーさんをお迎えし、フェスタの多彩な魅力を語っていただいた。
河口さんは「人が集まれば集まるほど、文化芸術は栄える。このフェスタを起爆剤に、さらに新宿を訪れる人を呼び込めれば」、蟹江さんは「こどもアートでは、歌舞伎町とは縁遠かった親子が歌舞伎町でお絵描きや工作を楽しむことで、歌舞伎町のイメージが変わる。アートが出す『なぞなぞ』が伝わったらうれしい」、エマニュエル・ムホーさんは「新宿のまちに負けない迫力のある学生の作品は楽しい。公共空間での展示も大きな魅力」とアピールした。

最後に、今年のフェスタのスペシャル企画「LOVE FOREVER(ラブ・フォーエバー)」を発表。フェスタ開催期間中は、新宿駅東口のアルタビルの前面が、草間彌生さんの「水玉」と「ハート」で彩られる。また、ビルの地下2階には、草間さんのグッズも揃えたフェスタのPRコーナーも設置する。
フェスタの実行委員長である中山区長は、「見て楽しい、参加して楽しい企画をたくさん用意した。作品を発表する機会を提供することも、多くの人が行き交うまち新宿の役割であり、フェスタが夏のアートイベントとして定着したらすばらしい」と期待を込めた。

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新宿クリエイターズ・フェスタ2013実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220