平成25年度当初予算案を発表
最終更新日:2013年2月14日
ページID:000021336

新宿区(区長:中山弘子)は今日14日(木)に開催した区長定例記者会見で、平成25年度当初予算案を発表した。
平成25年度予算は、「将来にわたり健全な区財政の確保を基本に、直面する課題に重点的に取り組み、これからも区民が安心して暮らせる施策を着実に推進する予算」と位置付けて編成した。 第一に、区民に最も身近な基礎自治体として、震災対策の充実強化など緊急性が高い区政課題に的確に対応すること、第二に、行政評価に基づく事務事業の見直しをはじめ、より効果的・効率的な事業の実現など、徹底して経費の削減に努めることを基本にしている。
一般会計予算の規模は1,362億で、前年度に比べ10億円、0.7%の減。歳出予算のうち義務的経費は、人件費が4億円の減となっているものの、扶助費が7億円、公債費が3億円の増となったため、対前年度比5億円、0.7%の増となっている。投資的経費は、四谷保健センター等健康推進施設の建設などの増がある一方、弁天町国有地取得の完了による減などにより、対前年度比12億円、9.5%の減となっている。
平成25年度に重点的に取り組む主な事業は次のとおり。
1.防災対策の充実強化 16億9937万4千円
- 地域の防災力向上に向けた取組み…建築物の耐震化をさらに応援、木造住宅密集地区の整備促進、災害に強いまちづくりを支援/地区計画の策定、新宿駅周辺都市再生安全確保計画の策定(都市再生特別措置法に基づくエリア防災計画)、防災資器材の充実
- 区有施設等の安全対策…本庁舎の耐震化、愛日小学校新校舎建設
2.暮らしを支えるセーフティネット機能の充実 27億7296万3千円
- 高齢者・障害者等への支援…特別養護老人ホーム等の整備、複合型サービスの整備、精神障害者支援施設の設置促進
-
子育て家庭等への支援…保護者が選択できる多様な保育環境の整備、地域での子育て支援サービスの拡充
3.将来を見据えた施策の推進 37億3745万1千円
- 環境問題への率先した取り組み…新宿リサイクル活動センター等11月リニューアルオープン、地球温暖化対策の推進
- 将来を担う子どもの教育環境の充実…日本語指導の充実、学校図書館の充実
- 区民の健康、安全・安心の確保…生涯を通じた歯と口の健康づくり、健診体制を分かりやすく再編、(仮称)四谷保健福祉施設・清掃センター26年2月オープン
- 都市の機能と魅力を向上させる取組み…区民ふれあいの森の整備、漱石山房の復元に向けた取組み、歌舞伎町地区のまちづくり推進/セントラルロード等の道路整備
-
協働と参画による区政の推進…協働の推進に向けた支援の充実
4.公共サービスのあり方の見直し 1億6599万4千円
- 新宿中央公園の管理運営に指定管理者制度を導入